鋭い言葉でニュースの真相や人間の本質に迫る俳優、坂上忍さんが、デレデレになる瞬間があります。飼い犬と接するときです。芸能人が愛するペットを紹介する大型企画「ペットと私 にゃんてワンダフル」は、おなじみの毒舌王が登場。新バラエティー番組「坂上どうぶつ王国」で共演する愛犬、森田パグゾウ（パグ、8歳）との固い絆や、その先の夢に迫りました。（取材構成・森岡真一郎）
自宅で飼うオスばかり12匹の愛犬のうち、4番目に“家族”となったパグゾウは、「坂上どうぶつ王国」がスタートした今月12日に8歳の誕生日を迎えたばかり。「人間で言えば、シニアの入り口あたりです」。自身より少し年上の“おじさん犬”を抱いた坂上さんは、いとおしそうにつぶやきました。
パグゾウとは写真集やカレンダーでは“共演”していますが、テレビレギュラーは初めて。「性格が穏やかで、どこに行っても誰と一緒でも大丈夫なんです。パグゾウは僕と同じく、この番組のレギュラーMC。収録中にそそうをしてしまうのも、ご愛きょう。他の犬たちも平等に扱いたいので、代わる代わる番組に連れてきたい」と目を細めます。
新番組で共演するパグゾウを抱く、坂上さん
初回の収録前日には、元女優でエステティシャンの恋人が、パグゾウの毛並みを整えるため犬の美容室に連れて行ったそうです。ヒゲをカットしてもらい、「二枚目になりました」と笑います。「彼女は僕の飼い犬たちの面倒をよく見に来てくれるんです。そのおかげで、僕も彼女となんとか仲良くしてもらってます」と告白。子供ならぬ愛犬が、２人の仲の“かすがい”になっているようです。
