本作の主役 トム・クルーズ。50歳を過ぎても相変わらず危険なスタントを自らこなします ©2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

〝ハードボイルド〟な気分に浸りたいときのお勧めムービー!


 部下に仕事を丸投げし偉そうにしている上司にイラッ、とんちんかんな後輩の失態フォローにぐったり…。働く女子にとって、オフィスは時に戦場。「あ〜も〜!スカッとした〜い!!」な気分のときにお勧めの映画、米俳優 トム・クルーズ主演の『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』が上映中です。

 本作は、2012年に公開された大ヒット映画『アウトロー』の続編。元米陸軍のエリート指揮官で、現在アウトローの男 ジャック・リーチャーが主人公で、彼をクルーズが演じています。続編ですが、前作を観ていなくても十分、楽しめます。

 物語は、街から街へとあてもなくさまよう生活を送っているジャック・リーチャーが、ある店でトラブルに巻き込まれ保安官に連行されそうになる場面でスタート。やがてジャックは自分をめぐる巨大な陰謀に気づき、事態の真相を追うことになります。

 映画の内容をひとことで言えば、最初から最後まで、ド派手な見せ場のオンパレードで、まさに痛快アクションムービー!! なのですが、実は女子の痛快ポイントは、カナダの女優 コビー・スマルダーズ演じるヒロイン スーザン・ターナー少佐のハードボイルドっぷりなんです。ジャックの元同僚で、陸軍調査指揮官という役どころなのですが、175センチの元モデルならではの美貌とスリムなボディで悪者と格闘する姿が実にオトコマエでかっこいい。トムさまよりも惚れ惚れしてしまい、レザージャケットとアーミーパンツを手に入れたくなります。

トム(左)と並んで走るのは、本作のヒロイン スーザン・ターナーを演じるコビー・スマルダーズ ©2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.


ターナー少佐(右)のカッコ良すぎるアーミースタイル! ©2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.


 さらには、命を狙われ、ジャックとターナーが必死で守ろうとする15歳の少女サム(米女優 ダニカ・ヤロシュ)もこれまたハードボイルド。終始ムスッとした表情で、生意気な態度をとりながらも2人の大人に影響されて悪者に果敢に挑戦しようとする姿にウルッとします。

大胆不敵なキャラクターを演じ、物語を盛り上げる、サマンサ役の若手女優 ダニカ・ヤロシュ ©2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.


 一匹狼の男と、決して男に媚びることなく強く生きる2人の女。恋とか愛とかはないけれど、この3人を包む空気はときにあたたかい……。鑑賞後はジムで汗を流した後のように、「さ、明日も背筋伸ばして仕事頑張ろう!」なんて思えるので、レディースデーにでも、いかがですか?






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