「生姜の日限定プラン」は、前菜からデザートまでショウガ尽くしです (写真は「生姜屋 黒兵衛」提供)

《吉祥寺》15日の「生姜の日」には生姜料理で冷え性撃退 「生姜屋 黒兵衛」


 汗ばむ季節となり、電車や百貨店などではすでにガンガン冷房がきいていて、ブルブル震えるなんてこともありますよね。芯から冷えた体はなかなか元に戻りません。そんなときに強い味方になる食べ物がショウガです。

体にとってさまざまないい効用が期待できるショウガ


 ショウガ料理が売り物の東京・吉祥寺の「生姜屋 黒兵衛」は6月15日の「生姜の日」にちなんで、15日(木)~23日(金)の期間限定で〝冷え性女子〟必食のショウガ尽くしの「生姜の日限定プラン」を販売します。

「生姜屋 黒兵衛」の入り口=東京都武蔵野市


 「生姜の日限定プラン」(3980円・税抜き)は、ショウガをたっぷりと使った黒兵衛一番人気の「生姜尽くしコース」に、自家製のジンジャエールや生姜ハイボール、生姜サワーも楽しめる飲み放題3時間付きとなります。

自家製の生姜ドリンクも飲み放です


 お料理は、「生姜のポタージュ」に始まり、黒兵衛自慢の「『名物』ポークステーキ 特製生姜ソース」や「生姜とりんごのドレッシングサラダ」、「生姜佃煮のおにぎり」など「生姜尽くしコース」全9品に加え、今回は「本日のカルパッチョ氷結生姜ソース」も付いた全10品の特別プランです。
 「生姜のポタージュ」は、口当たりが滑らかくて優しい味の冷製スープです。

「生姜のポタージュ」は今の季節に合わせて冷製です


 「名物ポークステーキ 特製生姜ソース」は、300グラムの厚切りポークをステーキ専用鉄板でじっくり焼き上げ、醤油と黒糖で作った特製生姜ソースとりんごと生姜のすりおろしソースでいただきます。

「名物ポークステーキ特製生姜ソース」は香ばしい色合いが食欲をそそります


 そして、「本日のカルパッチョ氷結生姜ソース」は、自家製の生姜入りカルパッチョソースを凍らせてシャーベット状にして、生姜の風味はもちろんシャリシャリとした食感も楽しめます。

「本日のカルパッチョ氷結生姜ソース」


 それでは、「生姜の日」の由緒について説明しましょう。
 奈良時代、加賀国で日照りが続き、人が渇死するという事態が起こりました。国造(くにのみやつこ=現在の知事)が、ショウガの古名である「薑(はじかみ)」を名乗る波自加彌神社(金沢市花園八幡町)に参拝し、雨ごい祈願をすると、神社近くから霊水が湧き出て、人々は救われたそうです。そのお礼に、神様に供え物をしようとしましたがめぼしい物が見当たらず、日照りでも自生するショウガを献じて感謝の祭りを行いました。これが6月15日だったことから、奇祭「はじかみ大祭」が執り行なわれるようになりました。波自加彌神社では今年も15日に「はじかみ大祭」が行われます。

「生姜屋 黒兵衛」の店内


 「生姜の日」は、それからずっと後の2009年、多くの人にショウガの魅力を知っていただくためのきっかけの日として6月15日に制定されました。
 ショウガは冷え性の改善ばかりでなく、免疫力の向上や食べ物の消化吸収を高める効果なども期待されています。

スーパーの野菜売り場にはショウガが山積みになっています


 冷え性女子のみなさん、ショウガを食べて夏を乗り切りましょう!

◆「生姜屋 黒兵衛」は、東京都武蔵野市吉祥寺南町1-3-3南口ビルB1F。午後5時~午前零時(LO午後11時)、不定休。問い合わせと予約は☎0422・70・1222。

生姜屋 黒兵衛のホームページは、http://shougaya.favy.jp/


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