「遊べる鉛筆」に「香りがする消しゴム」。子供の頃は誰もが文房具に小さなこだわりを持っていましたよね。大人になった今でも音楽やファッションと同じくらい、文具の話って楽しいもの。あらゆるものが急速にデジタル化する中、身近な存在の文具があらためて注目を集めています。
スケッチブックやクレヨンなど懐かしくてかわいいものはもちろん、シャープペンシルのように進化し続ける文具の高機能化にも驚かせられます。手触りやデザインなどアナログの温かみを感じる文具は、勉強や仕事の道具としてだけではなく、色違いをそろえたりして収集そのものを楽しむ人も少なくありません。
そんな魅力を心ゆくまで味わえるイベント「文具女子博」が12月14日(金)から3日間、平和島の東京流通センターで開催されます。昨年の第1回は盛大なにぎわいを見せましたが、今回はなんと会場の広さが2倍にスケールアップ。全国各地123社のメーカーが出展し、選りすぐりの文具を体験・購入できます。このイベントなら「こだわり派」も「ビギナー」も、自分にぴったりのアイテムが必ず見つかるはず。
今回は、数あるラインアップの中から注目の文具をいくつか紹介させていただきます!
手軽なハンコとして大人気のシヤチハタからは、新商品「シヤチハタチーク」を先行販売します。オフィスなどでおなじみのトラディショナルな見た目ですが、中身はなんとチーク!日中のメーク直しの時にさっと使えば、同僚からの注目を集めること間違いなしですね。
シヤチハタチーク
続いて、カスタムする楽しさを味わえるアイテムをご紹介。昨年も大人気だった「ツインペン作り」が再び登場します。全6色の中から好きな2色を選んで、自分だけのオリジナルツインペンを作ることができます。好きな色でカラフルに手帳を彩れば、待ち遠しい予定に向けさらに気分が盛り上がりますよね。
ツインペン作り
他にも、事前アンケートで選ばれたキャラクターの「文具女子博限定イケメン付箋(ふせん)」や、誰もが知っている定番文具をピンバッジにしたコラボレーショングッズなども会場限定で販売予定。
さらに必見なのが、レモネード・ジュースバー「Drink」と、とある文具とのコラボレーションドリンク! 「ピンク」と「黒」のレモネードは、その文具にちなんだ色になっているそう。どんな文具をモチーフにしているのか、どんな味かは当日のお楽しみ。ぜひ会場で確かめてみてください。
知れば知るほど奥が深い文具の世界。毎日使うものだからこそ、お気に入りのデザインや機能にこだわれば、日常はもっと楽しくなります。文具という小さなプロダクトに込められた想(おも)いとストーリー。文具好きならずとも、ぜひ一度体験してみてはいかがですか?
文具女子博2018
会期:12月14日~16日(日) 10:00~17:00(最終入場16:00) ※16日は16:00閉幕(最終入場15:00)
会場:東京流通センター 第二展示場 E・Fホール(大田区平和島6-1-1)
入場料:500円 小学生以下無料