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古代からさまざまな文明が交錯してきたイスラエルと、今年3月から、香港-テルアビブ線を週4便で運航している(2018年に増便予定)キャセイパシフィック航空のビジネスクラスの魅力をお伝えする連載の第2回は、経済の中心地で地中海に面したテルアビブを紹介します。
イスラエルの空の玄関口 ベン・グリオン国際空港のあるテルアビブ。ヘブライ語で「春の丘」を意味するこの街は、世界中から移り住んだ人々や観光客が集まる国際都市で、文化も楽しみ方もざまざまです。
意外に思うかもしれませんが、テルアビブはとっても緑が豊かです。並木通り沿いにはカフェが並び、朝からおしゃべり好きのイスラエル人らで繁盛しています。彼らの顔立ちやファッション、聞こえてくる言語はバラエティーに富んでいて、一緒にいると〝コスモポリタン〟感覚を味わえます。
世界遺産の「白い都市」も魅力的です。バウハウス(優れた機能性や美しいデザインを取り入れたドイツの現代建築学校)に影響を受け、1920~50年代に建てられた白や明るい色のビルが4000棟以上も残っています。
興味深いのは、これらの建物の多くに人々が暮らしていること。外見はそのままに、内部がリフォームされ、〝白いビル〟は生き続けているのです。
モダンなヨーロッパの雰囲気と中東の香りが共存したこの街は、近年、開発が進み、よりオシャレ感が増しています。
開発といっても、「白い都市」同様、歴史的建造物が最大限に活用されています。その代表格が2年前にオープンしたサロナ・マーケット。ここは19世紀後半に、ドイツから入植してきたキリスト教徒の家々を移転・修復した商業施設です。グルメからファッションまで、約90店舗があり、歴史を学びながら、ショッピングなどが楽しめます。
施設内には「ラーメンバー」もあり、地元のシェフが工夫を凝らした〝日本オリジナルのラーメン〟も食べることができます。
また、地中海のビーチも素晴らしいです。街の中心から徒歩圏にあり、ナショナルジオグラフィック誌の〝世界ベストビーチシティ10〟にも選ばれています。
泳ぐのもいいですが、最近、整備された約8キロのプロムナードを歩きながら、海風を浴びるのも気持ちいいです。
このほかにも、4000年以上の歴史を持つ港町で、石畳の古い街並みと再開発エリアが共存し、アーティストの工房やかわいいお店が点在するヤッフォ、昔の民家を改築したアトリエ、ブティック、ギャラリーなどがあるネヴェ・ツェデク、テルアビブ美術館など、見所満載。レンタサイクルのサービスも整備されているので、自転車に乗りながらの観光もお勧めです。
そして、忘れてならないのがエキゾチックな〝ナイトライフ〟。バーで軽く飲んだ後、クラブへ行き、ヒップホップやテクノ、中東ビートなど多彩なジャンルの音楽の鳴り響く中、肌の色や言葉、文化も異なる人々と踊るのは最高です。
LGBTにフレンドリーな都市としても知られるテルアビブ。色々な〝顔〟を持つこの街で、あなたは何を感じるでしょうか。