今年も「RockCorps (ロックコープス)」の季節がやってきました。
「RockCorps」とは、音楽の力で企業と地域社会と人々を結びつけ社会貢献につなげていくプロジェクトで、アメリカで始まり、世界で広がりをみせています。日本では、2014年にスタート。用意されたボランティアプロジェクトから、自分に合った活動を4時間することで、有名アーティストのライブイベントを無料で観覧することができます。
昨年は、アメリカの人気ガールズグループ「フィフスハーモニー」が歌声を披露し話題となりました。今年は、イギリスのシンガーソングライター エリー・ゴールディングの出演が決定しています。
5年目を迎えた「RockCorps supported by JT 2018」。これまでのボランティア参加者数は延べ1万6962人、ボランティア実施回数は521回、実施時間数は6万7000時間を超え、多くの人がさまざまな活動に携わってきました。
参加者は20代、30代が中心ですが、なんと81歳の人も。ボランティア活動は、全38種類で、東北復興支援や一般社会貢献などのプログラムの他、今年は留学生とともに農業体験をして、留学生への支援につなげる活動やバリアフリーマップづくりをする活動など、新たに8つのプログラムが加わりました。どれも経験のない人でも気軽に参加できます。
ボランティアの募集開始にあたり、このほど、渋谷で「RockCorps supported by JT 2018」開催発表会が行われ、プロジェクトの創設者であるスティーブン・グリーンさんと公式アンバサダーのタレント 高梁みなみさんが登場。グリーンさんは「信じる心がロックコープスの要。今日も、1年目からずっと活動に参加してくれているボランティアたちと話をしてインスピレーションをもらいました」と語りました。
3年連続アンバサダーを務める高橋さんは「2年前、初めて参加したときは福島の仮説住宅での活動でした。同じ活動をすることでこんなにも結束力が強まるのかと感じて、このときの感動が今でも残っています。まだ体験していない人もボランティア活動を4時間して、ライブに参加する感動を味わってみてほしい」と呼びかけました。
発表会終了後、高橋さんとボランティア20人は、渋谷公園通りの花壇の整備を実行。花壇のゴミ拾いや草むしりをして、新しい苗を植えました。苗は、福島県立相馬南高校の生徒たちが育てたマリーゴールド、ガーデンダリア、ガザニアの180株。晴天で気温も上昇する中、土に向かって作業する参加者は暑さをものともせず、とてもさわやかで楽しそうでした。
5年連続で参加し、昨年も花壇の手入れを行った20代の女性は「ロックコープスの活動は本当に楽しいです」と満面の笑顔で話してくれました。
“ボランティア初心者”の人も、今年は「RockCorps」の活動に参加してみませんか。
RockCorps supported by JT 2018
募集期間:2018年8月31日(金)まで
実施期間:2018年8月31日(金)まで
募集人数:4000人
参加資格:満16歳以上
実施場所:東京都、神奈川県、千葉県、福島県