「同じことを繰り返さない」ことで知られる日本を代表する現代美術家 会田誠氏の新作「ランチボックス・ペインティング」シリーズの展覧会「はかないことを夢もうではないか、そうして、事物のうつくしい愚かしさについて思いめぐらそうではないか。」が、新宿区市谷田町のMIZUMA ART GALLERYで開催されています。
等身大フィギュア「コメットちゃん」から、絵画「スペース・ウンコ」まで多彩な作品で観るものを驚かしてきた会田氏が今回、使用した素材は、使い捨て弁当箱と発泡ウレタン。プラスチック製の容器に、2液混合タイプの発泡ウレタンで作った造形物を配置し、アクリルガッシュで色付けしています。
昨年10月に50歳となった会田氏は「大画面、および絵具を大量に使う絵画へのアンチテーゼ」という新シリーズについて、「プラスチック容器、発泡ウレタン、アクリルガッシュという石油から化学的に製造された20世紀以来の物質の統一によって、太古から繋がる芸術を作り上げる〝挑戦〟だった」と語っています。
会場には、50点以上の〝絵画〟作品を展示。「政治」や「エログロ」などのテーマを排除し、「純粋な美」を追求した会田氏独自の世界を堪能できます。ちなみに、展覧会のタイトルは、岡倉天心が英語で書いた「茶の本」からの引用です。8月20日まで。入場無料。
MIZUMA ART GALLERY
住所:新宿区市谷田町3-13 神楽ビル2F
開館時間:11:00~19:00
休廊日:日曜・月曜・祝日(夏季休廊:8月7日~15日)

「また」 2016 撮影:宮島径 ©AIDA Makoto Courtesy Mizuma Art Gallery

