最近、スーパーやコンビニでよく見られるようになったアーモンドミルク。スッキリしたおいしさとヘルシーさで人気急上昇中の乳飲料です。
しかし、コーヒー牛乳のように、牛乳のアーモンドフレーバーだと勘違いしている人も多いのだとか。そこで今回から連載で、知っているようで実は知らない、アーモンドミルクの魅力に迫ります。
≪アーモンドミルクってなに?≫
アーモンドミルクは、水に浸したアーモンドをミキサーなどで細かく砕き、こして絞った飲み物です。白い色をしているので、「アーモンドの入った乳製品?」と思う人もいるかもしれませんが、原料は〝アーモンド+水〟の植物性飲料で、作り方は豆乳と同じ。美容と健康に良いといわれるアーモンドの栄養素を丸ごと摂れるヘルシー飲料なのです。
豆乳は、良質なタンパク質やイソフラボンが含まれているということで有名ですが、アーモンドミルクも抗酸化作用に役立つビタミンEが豊富で、女性のキレイを叶える飲料として注目されています。
◇アーモンドミルクのつくり方を紹介
市販でもたくさんのアーモンドミルクが販売されていますが、実はこのアーモンドミルク、簡単に家でも作れるのです。
塩や砂糖の量を調節したり、はちみつやメープルシロップを入れて、好みのアーモンドミルクを作ってみてはいかがですか?あえて砂糖を入れず、牛乳や豆乳の代わりにお料理に活用するものいいかもしれません。
≪基本的なアーモンドミルクの作り方≫
材料
・生のアーモンド 1カップ (ローストアーモンドでも可)
・水 2カップ(浸しておく水以外)
・塩 ひとつまみ
・お好みでバニラエッセンスやシナモンなど
1.生アーモンドを一晩から二晩、水につけておく。二晩ほどつけておくとより濃いアーモンドミルクになる。(皮がむけやすくなっている状態まで漬け込む)
2.アーモンドの皮をむく。(皮をむくことで出来上がりがなめらかになります)
3. ミキサーに材料を入れ、きめが細かくなるまで1〜2分、ミキサーにかける。
4. ガーゼ、またはさらしでこして絞る。
5. 出来上がり。
※飲む前にふって混ぜて下さい。冷蔵で2~3日で飲みきりましょう。ローストアーモンドを使用した場合は5日ほどもちます。
≪作り方を教えてくれたのは・・・≫
健康料理研究家・生活習慣病予防士・栄養士・調理師・インナービューティースペシャリスト
〈プロフィール〉
上智大学比較文化学部卒業、元ミスユニバース近畿代表。内側からの美、“インナービューティー”の大切さを日本で始めて紹介し、美容業界に浸透させる。『健康でいること=美しさを維持』というテーマで、野菜や食べ物の栄養の基礎知識などを広める活動を行っている。近著に「やせ体質になる美食レシピ117」(マガジンハウス)がある。
マリー秋沢公式サイト:http://www.beautyneeds.net