アーモンドミルクは、「アーモンド+水」の植物性飲料です

NYの最新健康キーワードは〝賢い間食〟 アーモンドミルクが愛される理由とは?


 日本だとアーモンドミルクは、「欧米で流行している最新飲料」というイメージがありますが、欧米諸国ではアーモンドミルクは家庭に常備されている、ポピュラーな飲み物として知られています。

 特に、オートミールやシリアル、スムージーなど、よく乳製品を消費する食文化の米国では、健康意識や菜食主義など、なんらかの理由で牛乳を飲まない人も多いため、豆乳やアーモンドミルク、ライスミルク、ヘンプミルクなど豊富な種類の代替飲料がスーパーに並んでいます。

 ここ数年、健康意識の高まりや菜食ブームの到来に伴い、こういった「植物性ミルク」の市場が活性化。ニューヨーク(NY)のコーヒーショップの多くでは、豆乳やアーモンドミルク、低脂肪乳などをカスタマイズできるほど、定番となっています。


≪アーモンドミルクが再注目される理由≫

 米国では昔からなじみ深いアーモンドミルクですが、最近、再注目されている背景には、食行動の変化があります。

 2000年頃からスーパーフードが注目集め、肉類をなるべく避けるフレキシタリアンや、さらに厳密に動物性食品を一切摂らないヴィーガンなど、さまざまな食行動が生まれました。また、アーモンドミルクのように食材を加熱せずに生で食べるローフードもヘルスコンシャスなセレブやモデルが取り入れたことがSNSで広がり、多くの人が実践するようになっています。


≪NY最新健康キーワードは〝賢い間食〟≫

 NYでは先ほど紹介した食行動の他にも、新たな健康キーワードが続々生まれています。

ヘルシースナッキング

 米国では、3食を軽めにして、栄養豊富な間食を摂る「ヘルシースナッキング」が流行。さまざまなナッツやドライフルーツが店頭に並んでいます。

パレオダイエット

 「パレオ」とはパレオリシック(旧石器時代)の略で、狩猟採集時代の食事法を実践して健康を取り戻すという考え方です。穀物、豆類、加工食品は食べず、肉、魚介、野菜、ナッツ&シードを中心に食べるダイエット方法。米国人は低炭水化物高たんぱく質の食事を好むので、ブームが続いています。

N/Cレート (N=Nutrition(栄養)、 C=Calorie(カロリー))

 食品のカロリーに対するビタミンやミネラル、食物繊維など栄養価の高さを示す数字。N/Cレート値が高い食品を食べれば体が満足し、食べ過ぎることがなくなるという考え方で、米国の高級自然食品スーパーでは、このN/Cレートが表示されています。


≪アーモンドミルク人気は日本でも≫

 セレブも賢く食事に取り入れているアーモンドミルクは日本でもブームが始まっており、スーパーやコンビニでも気軽に買える存在になっています。

 しかも、驚くのはフレーバーの種類!マルサンアイ株式会社が販売しているアーモンドブリーズ(200ml タイプ)は砂糖不使用のものから、チョコレート、バナナ、抹茶など8種類。そのままでも、スムージーに入れても毎日飽きずに楽しめそうです。

アーモンドブリーズ 砂糖不使用 香るバニラ200ml(参考小売価格) 105円(税抜)


≪アーモンドミルクについて詳しく知りたい人は…≫

アーモンドミルク研究会 http://almondm-labo.jp/





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