米女優 アン・ハサウェイさんとカリブ海の島国バルバドス出身の歌手 リアーナさんが、犯罪ドリームチームの現金強奪計画を描いた映画「オーシャンズ11」(2001年)の女性版に出演することになりました。12日までに、米誌ハリウッド・リポーターなどが伝えました。
このスピンオフ作品のタイトルは「オーシャンズ・オチョ(スペイン語で8の意味)」で、米女優 サンドラ・ブロックさんと豪女優 ケイト・ブランシェトさんの出演はすでに決定。今回、ハサウェイさんら2人に加え、英女優 ヘレナ・ボナム・カーターさんと米女優 ミンディ・カリングさんの出演も発表されました。映画「ハンガー・ゲーム」のゲイリー・ロス監督がメガホンを取り、10月に米ニューヨークで撮影が開始される予定です。
ヒット作の主人公を女性に置き換え、7月に米国などで公開されたリブート作「ゴースト・バスターズ」は1億5000万ドル(約153億円)もの製作費を掛けたにもかかわらず、大コケ。ワーナー・ブラザーズは、「オーシャンズ・オチョ」の製作費を7000万ドル程度に抑える方針のようです。
米歌手・俳優 フランク・シナトラさん主演の映画「オーシャンと十一人の仲間」(1960年)をリメークした「オーシャンズ11」は、米俳優 ジョージ・クルーニーさんが11人の男性チームを率いるダニー・オーシャンを演じ、大ヒット。シリーズ化され第3作まで公開されています。
リアーナさん ©iStock.