photo: Mitsugu Uehara styling: Kentaro Ueno hair&make-up: Atsushi Momiyama(BARBER BOYS)edit: Kohei Nishihara(EATer)

井浦 新が伝統工芸と出合う場所|日本の手仕事が集まる場所 伝統工芸 青山スクエア


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青山一丁目で探す、触れる、体験する

  岩手の南部鉄器に、栃木の益子焼、東京には江戸切子、佐賀には伊万里・有田焼…日本各地には、その土地の自然と人々の営みから生まれた伝統工芸品がたくさんある。これらの伝統工芸品と出合える場所が、青山一丁目にある「伝統工芸青山スクエア」だ。広い店内に並ぶのは、染織品、陶磁器、木工品、金工品、和紙に筆など、全国各地の産地から6000点以上!このショップを、俳優の井浦新さんに訪れてもらった。

 まず足を止めたのは、こけしが並ぶ一角。実は井浦さん、こけしを集めているのだとか。「こけしは、産地や工房によっていろいろな種類があります。たとえ同じ職人さんがつくったものであっても、手描きで絵付けされた表情は、それぞれ微妙に違っていて。それがまた見ていて楽しいんです」。人の指先がつくっているから、あたたかみがある。心が動かされる。それが伝統工芸品の魅力なのだという。

 産地の訪問も好きだという井浦さん。店内には、実際に産地で彼が手に入れたものも多くあった。「映画のロケなどで地方に行くとき、その地に手仕事でつくられたものがあれば、探し出して工房を訪ねます。産地は、自然豊かな場所であることが多く、訪れること自体が楽しいんです」

 全国の職人が週替わりで技を披露する匠コーナーも必見だ。この日は、井浦さんも、丹波立杭焼の伝統工芸士による指導のもと、手びねりで茶碗をつくった。職人たちとの会話を通じて、作品の生まれた背景を知る。それも青山スクエアの楽しみ方のひとつ。

 「東京でもいろいろな場所で、伝統工芸品を見ることができるようになりましたが、これだけのものが集まった場所はほかにないと思います。フロアを歩いていて、まるで全国の産地巡りをしている気分になりました」。手仕事に触れる、ちょっとした旅時間。青山スクエアには、出合いの感動がきっと待っているはずだ。

 

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 梅の花をイメージした、秋田の大館曲げわっぱの弁当箱。「曲げわっぱだけではなく、伝統工芸品のすばらしさは、修理すればずっと使えるというところ」。大館工芸社「梅花弁当」1万円

 

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 東北地方にはさまざまな種類のこけしがある。その系統は全11種類。なかでも井浦さんのお気に入りは鳴子産のもの。産地を訪れ職人の話を聞いて手に入れたという。

 

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 井浦さんも産地を訪れたことがあるという沖縄の壺屋焼のお皿。こちらの作品のモチーフは、ブーゲンビリア。白地に映える赤と青のコントラストが美しい。陶眞窯「五寸皿赤絵櫛目」2870円

 

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 井浦さんも驚いた漆硝子の器。漆らしさを使いやすく楽しいものに、という木曽漆器職人の想いが、硝子に漆で絵付けをする新しい技術を生んだ。丸嘉小坂漆器店「百式蕾クリスタルボウル」 1万2900円

 

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 匠コーナーでは、製作体験ワークショップも頻繁に行われている。井浦さんもこの日開催されていた丹波立杭焼の陶芸体験に挑戦!その気になる仕上がりは…?

※商品はすべて参考価格
 



EVENT INFORMATION

店頭では、毎月さまざまな展示や体験イベントを実施中。詳しくはHPやSNSをチェック!

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「盛岡の伝統工芸品展〜岩手山麓 夏ものがたり〜」〜8月22日(木)まで
「肥後象がん×能登仁行和紙 黒と白展」〜8月15日(木)まで
「笠間焼陶芸作家展」8月16日(金)〜8月22日(木)



伝統工芸 青山スクエア

港区赤坂8-1-22(MAP→P15)
[TEL] 03-5785-1301
[営] 11:00 〜19:00
[休] 無休
https://kougeihin.jp
Facebook:kougeihin.jp
Twitter:aoyama_square
Instagram:aoyama_square

 青山スクエアは青山一丁目駅から徒歩3分。広い店内に全国の伝統工芸品がずらりと並ぶ。見ているだけでも楽しいけれど、もちろんすべて購入可能。2週間おきに入れ替わる特別展示や、つくり手の実演を見ることができる匠コーナーもあるので、青山一丁目を訪れたらぜひ行ってみよう!


いうら あらた

 1974年、東京生まれ。映画を中心に幅広く活動。日本の手仕事、伝統文化を未来に繋げる活動も行う。現在、主演映画『こはく』や映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』が公開中





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