恋愛不器用で何かとこじらせがちな女子、「空回りちゃん」。
そんな乙女の恋するハチャメチャ劇場を入り口に、オススメのアートをゆる〜くご案内します。
行ってみたい国は?
気軽に旅行ができない日々が続くいま、海外に行きたい!という思いが募っている人も多いのでは?そんななか、渋谷の「Bunkamura ザ・ミュージアム」では、画家・ミロの展覧会を開催中。ピカソと並び20世紀のスペインを代表する芸術家であるミロですが、なんと長いあいだ日本文化に憧れ、来日を夢みていたそうです。本人の念願が叶った来日時のエピソードとともに画業を紹介するこの展覧会には、浮世絵や書、陶芸に影響を受けた作品に加えて、自身のアトリエに飾られていた日本の工芸品などのコレクションも。芸術家の視点から見ると、私たちが慣れ親しんでいる日本文化にも新たな発見があるかも?
information
ミロ展
日本を夢みて
会期:4月17日(日)まで
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F)
開館時間:10:00~18:00(金・土は21:00まで、入館は各閉館の30分前まで)
休館日:3月22日(火)
ジュアン・ミロ 《アンリク・クリストフル・リカルの肖像》
1917年 油彩・コラージュ、キャンバス ニューヨーク近代美術館
© The Museum of Modern Art, New York. Florene May Schoenborn Bequest, 1996 / Licensed by Art Resource, NY © Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 E4304