「グラン・ブーケ(大きな花束)」1901年 パステル/カンヴァス 三菱一号館美術館蔵
《東京》「ルドン-秘密の花園」展 黒から色彩…装飾画で開花
フランス象徴主義を代表する画家、オディロン・ルドンの植物を主題にした作品に焦点を当てた展覧会
metropolitana.tokyo [メトロポリターナトーキョー]
花々が咲き誇る優しい色彩に包まれ心が和まされる。東京の三菱一号館美術館で開催中の「ルドン-秘密の花園」展の会場にいるとそんな気分になる。フランス象徴主義を代表する画家、オディロン・ルドンの植物を主題にした作品に焦点を当てた展覧会だ。
大小さまざまな絵が並ぶ中で圧巻なのは「グラン・ブーケ(大きな花束)」。縦が約2・5メートルもある大作で、絵の前に立つと画面の中へと吸い込まれ、全身が花々に包まれてしまう不思議な感覚を味わう。
黄色や赤やオレンジの明るい色彩の花々。平面的な描写で青い花瓶との対比が鮮やか。ヒマワリやポピーだろうか。現実の花のようでありながら微妙に違う。小さな花瓶が巨大化すると少しシュールでインパクトが強い。パステル画でこれほどの大作は珍しいという。
「蝶」1910年頃 油彩/カンヴァス ニューヨーク近代美術館(MoMA)蔵 The Museum of Modern Art, New York, Gift of The Ian Woodner Family Collection, 2000 ©2017 Digital image, The Museum of Modern Art, New York/Scala, Florence
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