横溝美由紀「blank map F008.026.2016」2016年

《新宿》女性画家5人が表現する「自然」の多様性 新宿でグループ展


 国内外の美術館で発表している女性画家5人にスポットを当てたグループ展「クインテットⅢ 五つ星の作家たち」が、東京・新宿の損保ジャパン日本興亜美術館で開かれている。3回目となる今回のテーマは「自然」で、花や山などに向き合った作品を制作してきた40代半ばの作家が選ばれた。

 ユリやチューリップといった花そのものに焦点を当て、官能的で花を超えた存在へと昇華させた木村佳代子。青い背景にツバキなどの赤い花が鮮やかに浮かび上がり、晴れ晴れと平面的に描いた橋本トモコ。油絵の具に蜜蝋を混ぜた独特の色彩の中に、静かに潜むように木々の形を刻んだ川城夏未。対照的なのは堀由樹子の作品。木々や山そのものを激しいタッチで描出。樹木が呼吸し揺れ動くようで、躍動感と生命力がみなぎる。

続きは、http://www.sankei.com/life/news/170209/lif17020900...





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