コンタン・シャンブリ氏による最新作の3D作品も披露されています

《田端》いたずら描きのように自由なドローイングが印象的なコンタン・シャンブリの個展を見に行こう!


 JR田端駅近くにあるWISH LESS galleryは、ジャンルを超えたアート作品や、プロダクト、ファッション、音楽、イベントなどを自由に表現する場所。1980〜90年代に路地裏にあった、エネルギッシュで人びとの交流が生まれていたお店のように、思いがけない人との出会いやワクワクさせる出来事に溢れているスペースです。

 このギャラリーで5月7日(日)まで、日本でも注目されているフランス人アーティスト コンタン・シャンブリ氏の個展が開催されています。

 「初めてコンタン・シャンブリの作品を目にしたときから、制作に対する情熱やエネルギーに一気にほれ込んだ」とWISH LESS galleryのオーナーは語ります。

 スケートボードカルチャーに由来する衝動と直感的なジェスチャーから成り立つ彼の作品は、とにかく自由で唯一無二。絵を描くことをメーンとしていますが、自費出版のzineやペインティング制作、陶芸まで、その活動は多岐に渡っています。

直感的に絵を描いていくコンタン・シャンブリ氏


 展覧会のタイトルは「HERE THERE AND EVERYWHERE」。その由来は、言わずと知れたビートルズの名曲。彼にとって、〝Here(ここ)〟はフランスで、〝There(あそこ)〟は日本なのかもしれません。でも、彼は、国や文化の境界を飛び越えて、〝あらゆる場所〟に感動を与える作品を制作しています。

 この展示について「いま僕はここにいて、もうすぐ新しいエキシビションをするけど、一体何を創造しようとしてるんだろう」とコンタン・シャンブリ氏は自分自身に疑問を投げかけています。それでも、敷居や場所、ジャンルを飛び越えた作品は、私たちの感性に直接訴えてくるエネルギーに満ち溢れています。

 本展覧会では、あらゆる垣根を超えた自由なペインティングやドローイング作品に加え、自信作の最新3D作品も披露。人気のzine、Tシャツ、バッグ等のグッズ類も豊富にそろっています。

 見る、触る、試してみる。自ら実感することの出来るアートをみなさんもぜひ、体験してみてください。

コンタン・シャンブリ氏は、作品に自身の名前をカタカナでペイントします


WISH LESS gallery

所在地:北区田端5-12-10、

開廊日時:木金 16:00~21:00/土日 12:00~19:00[個展最終日の5月7日(日)は18 時まで]

電話番号:03-5809-0696





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