情報が瞬時に海を越える現代では想像すら難しいが、今から約160年前、開国直後の日本と西洋の出会いは、双方に大きな衝撃をもたらした。
欧米列強に並ぶべく、西洋化を推し進めた日本。かたや万国博覧会などを経て、ジャポニスム(日本趣味)が大流行した西洋。異文化への憧れは、互いのファッションにも反映されてゆく。横浜美術館(横浜市西区)で開催中の「ファッションとアート 麗しき東西交流」展は、19世紀後半~20世紀前半の貴重なドレスや装飾品を展示するだけでなく、新しいライフスタイルや流行を受容する人々の姿を美術作品を通して紹介。東西文化が交差した横浜らしく、ファッションを多角的にとらえた好企画となっている。

続きは、http://www.sankei.com/life/news/170511/lif17051100...