果敢にゴールへ迫る、小さな巨人
身長178センチ。バスケ選手としては、恵まれた体形とは言い難い。けれど、道原選手こそ、昨年B2リーグからスタートした西宮ストークスを初代B2王者に押し上げ、B1昇格を決めた立役者だ。
「やっぱり、僕はBリーグの中でも体が小さい。けれど、アシストだけでなく、武器であるアウトサイドからのシュートやアグレッシブなドライブシュートで、相手にプレッシャーをかけたいんです。それだけにシュートの練習は、たくさんしています」
彼が屈強なゴール下の選手に向かっていく姿は、一瞬ヒヤリとするほどだ。その果敢な攻めの姿勢は、練習量に裏付けられた自信があってこそ。コートの外でも常にバスケのことを考え続けている。
「試合を振り返って、“あのシュート、どうやったら決まってたかな”って考え込んでしまうんです」
そんな彼は1児のパパ。オフには、1歳になる息子を連れて、西宮のショッピングモールへよく出かける。家族で過ごす時間が、何よりの息抜きだという。家族ができる前は、チームのみんなでゴルフの練習にも通った。西宮ストークスは、仲がいいのだ。「うちのチームは、笑いが絶えないですね。それに僕、笑い上戸なので何でも笑ってしまうんです」と、はにかむ。
今季は、B1リーグで厳しい局面に立たされている西宮ストークス。それでも、持ち前の明るい雰囲気と、これまでの苦境を乗り越えてきた経験のおかげで、モチベーションが保たれているという。
「まずは、B1残留。気持ちを切らず、よい形でシーズンを終えたいですね」
B1での挑戦は、はじまったばかりだ。
《favorite》

お気に入りは《トム・フォード》のサングラス。「いろんな場所に出かけるのが好きなんです。このサングラスは、旅行やドライブには必須のアイテムです!」
<どうはら のりあき>
from 兵庫県
birthday 1989年9月7日
height 178cm
weight 66kg
大阪商業大学を卒業後、2012年より兵庫ストークス(現 西宮ストークス)に加入し、今シーズンで7季目となる。昨シーズンは途中でケガに悩まされるも、プレーオフでは、果敢なドライブやスリーポイントで得点を重ねてチームを優勝に導き、MVPにも選出

≪西宮ストークス≫
Bリーグ初年度は、B2リーグからスタート。スピード感のある「ラン&ガン」スタイルで競り勝ち、中地区優勝。続くプレーオフでも勝ち抜き、初代B2王者となった。B1に昇格した今シーズンは、より「テンポの速いバスケット」をテーマに、B1の強敵たちに立ち向かう
設立:2016年
ホームアリーナ:西宮市立中央体育館
マスコット:ストーキー
道原選手の試合情報はこちらからhttp://www.bleague.jp
★メトロポリターナ誌4月号に掲載