グラタンやピザ、トーストなどは今や私たちの食生活には当たり前のメニューですが、そこにはチーズの存在が欠かせません。
日本がチーズを輸入している国は、オーストラリア、ニュージーランド、米国が主たるものです。
米国で最も生乳の生産が多い州はカリフォルニア。そのため、チーズの生産量も多く、製造している種類は、なんと250以上! カリフォルニアの乳牛は牧草ではなく飼料を中心に育てられるためミルクが非常に白く、クリームチーズなど他地域のものと比べると、その白さが際立っています。
そんなカリフォルニアチーズの一部を紹介すると・・・。
「フォップスコッチ」(フィスカリー社)はチェダーチーズにビールのホップを混ぜたユニークなチーズ。口に入れると初めは甘みを感じ、次第に塩味、優しい酸味が加わり、食べ終わった後にかすかな苦みが残ります。
「スモーキーブルー」(ローグ クリーマリー社)は世界初のスモークされたブルーチーズ。オレゴン産ヘーゼルナッツの殻を使ってスモークしたもので変風味豊かです。成長ホルモン剤不使用の乳牛を使っていて、噛むたびに、クリーミーさを感じ、うまみが口の中に広がります。ブルーチーズが苦手な人でも、おいしく食べられます。
「ブラータチーズ」(ディ・ステファノ社)はモッツアレラチーズで、防腐剤不使用でオーガニック認証を受けています。酸味が少なく濃厚でまろやか、癖がないため、酸味のあるトマトと相性が抜群。カプレーゼでならいくらでも食べられそうです。
「ペッパージャックチーズ」はモントレージャックチーズにブラックペッパーなど数種類の香辛料を練り込んだもの。スライスして、そのまま肉や魚にのせるだけでおしゃれな一品になります。ハムや野菜と一緒に挟んでサンドイッチにもグッドです。
カリフォルニアチーズは、250種類以上もありながら、日本国内で購入できるのは、そのごく一部。「ブラータチーズ」は、紀ノ國屋インターナショナル(青山店)で7月1日から販売されています。
以下は、都内で、カリフォルニアチーズを使ったメニューを楽しむことができるレストランです。一度、訪れてみてはいかがでしょうか。
Café La Boheme
ブラータを使ったメニュー
MLB Café 恵比寿&東京ドームシティー
ブラータを使ったメニュー
The Iron Fairies Ginza
3種類のカリフォルニア産のチーズの盛り合わせhttp://www.ironfairiesjapan.com/
Meat&Bakery TAVERN
カリフォルニアチーズバーガー、カリフォルニアチーズケサディーヤ、ブラータカプレーゼ(7月15日まで、ランチのみ)
http://www.classic-inc.jp/tavern/
カリフォルニアミルク協会
http://www.realcaliforniamilk.com/