『珍魚苑』で提供される有明海の〝珍魚〟を使った餃子

《荻窪》ワラスボやムツゴロウなど有明海の珍魚が、絶品餃子に変身!

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 ワラスボやムツゴロウなど、佐賀県南部に位置する日本一の干潟 有明海産の〝珍魚〟を使った絶品餃子が食べられる『珍魚苑』が、荻窪駅から徒歩約10分のところに不定期でオープンし、話題となっています。17日(木)午前10時から、9月1日~22日開催分の参加者約70人を特設サイトで応募します。

 『珍魚苑』が開催されるのは、日本で最も予約が取りにくいといわれる住所非公開、会員制の餃子レストラン「蔓餃苑(まんぎょえん)」です。このお店は、〝餃子の王様〟として知られるパラダイス山元氏が2001年にオープン。前菜からメイン、デザートまですべて餃子のお任せコースで、世界中の美食家を唸らせています。

餃子を焼くパラダイス山元氏


 今回、『珍魚苑』で提供される餃子の中身は、エイリアンのようなワラスボ、ジャンプが得意なムツゴロウ、クチゾコ、イソギンチャク、アカニシ(ニシ貝)、白エビ、赤貝の全7種。山元氏が有明海に足を運び、20数種類からセレクトした餃子に合う〝珍魚〟たちです。

有明海の〝珍魚〟たち。左から、ワラスボ、ムツゴロウ、イソギンチャク


 これらを、山元氏が試行錯誤の上、最適に下ごしらえ。ワラスボは蒲焼風、アカニシはバターソテー、白エビは素揚げなど、それぞれの素材に合わせて調理されています。ムツゴロウは、素焼きにしたものを豪快に皮で包み、ゴマ油でこんがりと。有明海沿岸の郷土料理「がん漬け」(小型のカニを使った塩辛の一種)とマヨネーズを付けて食べます。

ワラスボ餃子


 先日、厳選なる抽選で選ばれた6人が来店。ムツゴロウ餃子が登場すると、その姿に驚いたものの「食べやすい、臭みがなくておいしい!」と大絶賛。また、「アイデアが斬新。幸せすぎます。佐賀に行きたくなりました」などと語り、佐賀から空輸された〝珍魚〟入り餃子を堪能していました。

ムツゴロウ餃子を食べるラッキーな来店者たち


 価格は、冷蔵庫に入っている佐賀県の地酒などが飲み放題で、1人2万円です。ちょっと高いと感じる人もいるかもしれませんが、会員でもなかなか予約が取れない名店で、おいしく、かつフォトジェニックな餃子を食べられる貴重な機会です。ぜひ、応募して、『珍魚苑』の「トガッタ餃子」を体感して下さい。


珍魚苑

所在地:杉並区(詳しい住所は、当選者のみに通知)

開催期間(第2弾):9月1日(金)~9月22日(金)の計14回 約70人

応募期間:8月17日(木)午前10時(予定)~8月23日(水)

応募方法:特設サイトの予約応募フォームから申し込み、抽選/当選者は8月25日(金)に発表

特設サイト:http://sagaprise.jp/chingyo/



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