近年、日本人の朝食欠食率の高さが指摘されていますが、特に20歳代の欠食率が著しく、男性37%、女性23.5%となっています(厚生労働省「国民健康・栄養調査」)。
朝食の欠食は、体の不調を引き起こす一因ともなっています。私たちの体は、寝ているときは副交感神経が働きリラックスし、朝起きてからは交感神経が働き、活動的になっていきます。このとき腸の動きが活発化するため、朝食を取ることで腸にぜん動運動が起こり、スムーズな排便が促されるのです。そのため、朝食を抜くと腸のぜん動運動が鈍り排便が滞りやすくなるため、お腹の張りや便秘に繋がってしまうのです。現在、若い世代の女性の便秘は増加しています。
そんな朝食抜きの生活を見直すきっかけに、具がたっぷりのスープを中心にした「腸温活モーニングセット」を食べてみてはいかがでしょうか。現在、品川シーズンテラスの「The 3RD CAFÉ by Standard Coffee」で〝腸温活ドクターズ朝カフェ〟が開催され、「腸温活モーニングセット」を420円で食べることができます。
メニューは、朝の食べるスープ(さつまいものチャウダー、ミネストローネ、かぼちゃのチャウダー、3種のきのこチャウダー、じゃがいものチャウダー、コーンチャウダー、トマトクリームスープの中から1品)とサラダ、玄米パン、クリームチーズと唐辛子のディップ、日替わり特製ディップ(蒸し大豆のフムス風、栗カボチャのディップシナモン風、北海道ポテトのサラダのディップ、野菜豆のディップカレー風味、蒸し黒豆のディップゴマ風味の中から1品)、カスピ海ヨーグルトハニージンジャー添え、コーヒーです。
日替わりのスープ「朝の食べるスープ」(フジッコ)7種類、ミネストローネは、ジャガイモ、にんじん、ひよこ豆、レッドキドニービーンズなど具が豊富
このモーニングセットの監修を務めた、管理栄養士の本多京子さんは「温かいものは体を温め、特にとろみがついているスープは保温効果も高くなります。また、雑穀をメニューに取り入れると、よく噛むようになるのでさらにいい。今回のモーニングセットを一度食べて基本を知り、その後は自分でアレンジすればいいと思っています。また、週末に、豚汁やけんちん汁など作り置きし、市販のスープと交互に食べるのも朝食を続けられるコツになります。自分で食事を作るということは、買い物をする、立って調理するなど体を動かすことになり、運動量も増えます。立っていることで骨に重さもかかり丈夫になります」と説明。そして「健康な状態は仕事が効率よくでき、ものごとを前向きに考え生きることに繋がります。食べ方は生き方そのものです」と笑顔で付け加えました。
カフェの入り口 右の「腸温活ドクターズ朝カフェ」コーナーでは、サーモグラフィによる体の表面温度測定を実施している
腸温活:ドクターズ朝カフェ
実施場所:The 3RD CAFÉ by Standard Coffee 品川シーズンテラス店」
港区港南1-2-70 品川シーズンテラス2階
実施日時:11月7日(月)~11日(金)、午前7時30分~午前10時
「腸温活モーニングセット」は420円。各日先着30人。カフェの入り口で実施している、サーモグラフィによる体の表面温度チェックを受けた人は半額で提供。さらに、冷えと判定された人は無料になります。