カカオにこだわるブランドも増えています。フランス国家最優秀職人章M.O.Fを「チョコレート・アイスクリーム部門」と「製菓・惣菜部門」の2部門で獲得した巨匠であり、エクアドルの自社農園でカカオ栽培まで手がける「イヴ・チュリエス」。日本ではバレンタインシーズンにしか買えない、限定チョコです。フランス産ドライフルーツをふんだんに使ったフルーツセレクション。カシスは、カシスのペーストとドライフルーツのトッピングの間にガナッシュをサンドし、ビターなチョコレートで包みました。さわやかなカシスの酸味とつぶつぶ感が口の中で広がり、他にはないフルーティーさが魅力です。マカロンをチョコレートで表現したスペシャルマカロン(4個入り1620円)も面白いチョコ。ライムチョコはよくありますが、イヴ・チュリエスのキーライムは、ライムのさわやかな風味がひときわ強く、後味もすっきりとしたチョコです。クリームブリュレにも、ほんのりリンゴのようなフルーティーな甘みがある、不思議な味わいでくせになります。
ワインやレーズンがお好きな方にオススメなのが、「ヴェルディエ」の「レザンドレ・オ・ソーテルヌ〝貴腐〟」。世界三大貴腐ワインと呼ばれるフランスのソーテルヌワインに浸したドライレーズンをチョコでコーティングしました。今年の箱入りチョコは、ホワイトチョコで包み、黄色や赤の色をつけたカラーバージョンの粒も入り、見た目も華やかに。青とピンクの2色のパッケージから選べます。ショコラプロムナード限定の、金色の95グラム入り熟成ボトル(1944円)は、粒を3ヵ月熟成させた、ひときわ甘くて深い味わいの楽しめる贅沢レーズンチョコ。バレンタインの時期にちょうど食べ頃になりますので、特別な人と一緒に味わうのもいいですね。
挑戦的なチョコレートが味わえる「ザ・チョコレート・ライン」も、自社農園でカカオ豆の栽培まで手がけています。今年はなんと、フライドオニオンクリスプ入りのアーモンドプラリネなどが登場。玉ねぎとアーモンドの意外な相性の良さに驚きますよ。また、米酢と醤油をきかせたキャラメルガナッシュ入りのごま風味のプラリネは、醤油キャラメルの甘じょっぱさもさることながら、食べると口の中でパチパチと弾ける、とても斬新な作品に仕上がっています。
このほかにもおいしいチョコや注目ブランドがたくさん。また、大丸東京店常設の和菓子店などでもバレンタイン向け商品なども展開されています。ぜひお気に入りの一品を見つけてくださいね。
【ショコラ プロムナード】
期間:~2月14日(水)まで
所在地:大丸東京店 東京都千代田区丸の内1-9-1
会場:11階、1階、地階
営業時間:10:00~20:00(木、金の全館、平日の地階、1階は21時まで)
03-3212-8011