text=MOMOKO YAMAMOTO photography=TOSHIYUKI IMAE styling=KAYO HOSOMI makeup=ERI AKAMATSU(ESPER)  衣装協力:シャツ / uncrave、アクセサリー / grosse

vol.12 礼 真琴(俳優・歌手)[観る・聴く・読む・考える 光が紡ぐ言葉]

音楽, 演劇

 映画、音楽、演劇、小説にアニメーション……日々新しい文化芸術が生まれる街で、そのつくり手たちは、どんなことを考えているのだろうか。今回は元宝塚歌劇団トップスターで、現在は俳優、歌手として活躍中の礼真琴さんにお話を伺った。


 圧倒的な歌唱力とダンス、演技で宝塚トップスターとして輝きを放った礼真琴さん。2025年の宝塚退団後は映像作品やミュージカルへの出演など、さらなる飛躍を遂げてきた。そんな礼さんによる新たな挑戦。26年9月から自身初の冠音楽番組「礼真琴CROSS HAUS(クロス ハウス)」がスタートする。

 「本当に信じられない気分です。夢みたいだなと。宝塚って独特で唯一無二の場所。それをゲストで来ていただく方に少しでも共有できるのが嬉しいですし、またそのゲストの方が育ってきた環境や音楽のルーツを聞けるのも勉強になる。すごくありがたい気持ちです」

 番組では毎回多彩なアーティストをゲストに招き、トークやデュエットを披露。礼さんの親しみやすい人柄がにじむトークと、才能がぶつかり合う熱いセッションが見どころだ。

 「最高。心震える瞬間でございました。ご本人と一緒にその方の持ち歌を歌わせていただけるのは本当に光栄なこと。『自分の声を重ねている』という信じられない気持ちと喜びとで、歌の時は無意識で楽しんでいましたね」

 宝塚歌劇団では男役として数々の公演に主演してきた。磨き上げた表現力はゲストの個性と共鳴し、礼さんならではの新たな魅力に昇華されていく。

 「男役を卒業して今女性として活動し始めて、女性アーティストの方と高音でハモるとゾクゾクするくらい気持ちいいですし、男性アーティストの方と一気に低音で歌いたいというのもあります。(男性歌手の楽曲も)基本原曲で歌えると思うので、そういう自分の持ち味も生かしていきたいです」

 活躍の場を広げ、多忙な日々を送る中、癒しとなっているのは愛犬と過ごす時間だという。

 「ひたすら愛犬のお腹に埋もれています。しつこく犬吸いをするのがリフレッシュですね。あとは当てもなくドライブでひたすら好きな音楽を聴いて、脳内リセット、気分転換みたいなことをします」

 トップを極め、まばゆいほどのキャリアを築いてきた。それでもなお、さらなる進化を求め、まだ見ぬ自分と出会うため、前へと突き進む。

 「いろんなジャンルの音楽にこれから触れて、きっとその度に苦戦して、できない自分と向き合う機会も絶対あると思う。この番組でそれぞれのアーティストさんの持ち味とか癖とかを一つ一つ自分の引き出しに増やしていきたい。それが自分の幅の広がりにつながったら本当に素敵な番組になると思うので、成長していけたらと思います」

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(礼 真琴)12月2日生まれ。東京都出身。2007年に宝塚音楽学校に入学し、09年に宝塚歌劇団に95期生の首席で入団。19年から約6年にわたり星組トップスターを務めた。25年に同歌劇団を退団。舞台『BOOP! The Musical』で主役のベティー ブープ役を務める等活躍の幅を広げている。


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礼真琴CROSS HAUS(クロス ハウス)

初回60分拡大スペシャル
9/12(土)午後10:00よりWOWOWプライムで放送
WOWOWオンデマンドで配信
※毎月放送・配信予定



音楽, 演劇


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