3月にフェムケアプロジェクトのオンラインイベントを開催。現在も、そのイベントのアーカイブ映像を配信中だ。不調を感じてつらいときも穏やかに過ごすためのヒントを、CRAZY COCOさんと高尾美穂先生のトークから見つけてみよう。
写真左)
芸人
CRAZY COCO(クレイジーココ)さん
商社で営業職を経験後、外資系航空会社に転職し、キャビンアテンダントとして4年半勤める。母の発病を機に帰国し、OLとして勤務しながら芸人を目指しはじめ、2022年より吉本興業に所属。自身の経験をいかしたCAネタで人気を集め、バラエティ番組の出演やラジオのパーソナリティなど、活躍の場を広げている。
写真右)
産婦人科医・医学博士
高尾美穂先生
医学博士、産婦人科専門医。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。東京慈恵会医科大学大学院修了後、同大学附属病院産婦人科助教などを経て、現在は医師の傍ら、女性の健康やセルフケアにまつわる発信を行う。YouTubeチャンネル「高尾美穂からのリアルボイス」では、女性のお悩みに答えている。
TALK SESSION配信中!
物語の主役は、わたし!不調やストレスに負けない新習慣
CRAZY COCOさんと高尾美穂先生と考える
「晴れない日」を楽しむ秘訣とは
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自分を知ることが不調時の安心につながる
ホルモンバランスやライフステージの変化に伴い、女性のココロとカラダはさまざまな影響を受ける。なんでも前向きにこなせる日もあれば、気分が落ち込んで、なにも手につかない日もあるだろう。そんな心が晴れない日は、どのように自分と向き合っていけばいいのだろう? 現在配信中のフェムケアプロジェクトが主催するトークセッションでは、産婦人科医の高尾美穂先生と芸人のCRAZY COCO(クレイジーココ)さんがゲストとして登場。生理前後の不調やストレスを感じているときにも自分らしく過ごす方法について、トークを展開した。
とくに生理前はホルモンバランスが不安定になりやすく、PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)に悩む人も少なくない。左の調査結果によると、半数以上の女性が、生理前に「疲れやすく、気力がわかない」、「感情が不安定になる」といった不調に悩まされていることがわかった。ココさんも、生理前の不調と向き合いながら過ごしていると話す。「CA時代に、普段は気にならない上司の言葉を変にとらえてピリついてしまったり、何げない光景に涙が出てしまったりすることがあり、そんなときに生理周期の管理アプリを開くと、あと数日で生理がくるタイミングであることがほとんどでした。けれど、普段から自分の生理周期や心身の変化を把握していたため、“生理前だから仕方ないか”と思える。それだけで心が軽くなるので、日頃から自分に目を向けてあげることが大切ですね」。
「月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)の状況:それぞれについて複数回答」
厚生労働省「『生理の貧困』が女性の心身の健康等に及ぼす影響に関する調査」単純集計結果(2022年3月28日)
さまざまな不調とうまく付き合っていくには?
とくに生理前は、心が晴れない状態が生まれやすい期間。にもかかわらず、対処をせずに我慢してしまう人が多い。その背景について、高尾先生は2つの理由を挙げる。「生理前の不調は、『生理がくるとマシになる』点が最大の特徴です。だからこそ“生理が来るまで少し我慢すればいいや”と考えて、毎月やり過ごしてしまう人が多い。もうひとつの特徴は、生理前の不調については、病院で検査をしても異常が一切指摘されないことです。むしろ、生理前に不調が訪れるのは、ホルモンが機能して正しく生理が来ている証拠。どんなにつらい症状があっても異常は見当たらないからこそ、『自力でどうにかしなきゃ!』と思ってしまう女性がいてもおかしくないんです」。だからこそ、自分の生理周期を把握して、生理前は無理せず休んだり、家族やパートナーに体調を共有して理解を促したりと、自分をいたわることに努めてほしいと高尾先生は話す。「昼間に適度な運動をして、夜は早めに布団に入り睡眠時間をいつも以上に確保するなど、昼夜のメリハリをつけて過ごすこともおすすめです。そのときの自分の状態に合わせて、活動する時間と休む時間を調整していきましょう」。
休む時間を前向きにとらえて積極的にご自愛タイムを!
調子が悪く、なにもできない日には、罪悪感が生まれてしまう人もいるかもしれない。ココさんは、考え方を変えてみることの大切さにも触れる。「調子が悪いときには、いつもより多く睡眠時間を確保して、できる限りなにもせずに休むようにしています。でもそれは、ダラけているのではなく、『自分の状態を理解して“なにもしない”ことを選んで行動した』ということ。正しい選択をして実行できた自分を褒めてあげることで、休むことを前向きにとらえることができると思います」。
セッション中には、生理中や生理前のホルモンの変化について、医学的な観点から高尾先生が解説。ひと月のバイオリズムを知ると、それに伴う心身の変化に気づけて、よりよいアクションを考えるきっかけになるかもしれない。セッションの最後には、前向きに過ごすための2人のマイルーティンも紹介した。
アーカイブ視聴を通じて、生理期間の心身の変化について学ぶとともに、ココさんや高尾先生の考え方に新たな発見があるはず。この機会に、2人のトークをじっくりと聞いてみてほしい。
アーカイブ配信中!
このイベントは、下のURLにアクセスすると見ることができる。
イベントの視聴はこちら
https://twitter.com/FemCareProject/status/1772195280856981978
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