ミルキーやカントリーマアムといったロングセラーのお菓子に加えて、老舗洋菓子店としてもおなじみの「不二家」。2022年は、不二家がショートケーキを発売して“100周年”となる記念すべき年にあたる。それを記念して、特設サイトでは、月替りで様々な主人公のショートケーキにまつわる思い出『ショートケーキ12の物語』が公開されるとともに、店頭では、この物語にちなんだ“スペシャルショートケーキ”が販売されている。

3月の最新ストーリーは、高校生パティシエNo.1を決めるコンテスト「スイーツ甲子園」で、昨年「ペコちゃん賞」を受賞した慶誠高等学校 パティシエコース3年生によるもの。この「ペコちゃん賞」を受賞した高校生は、不二家との商品開発権を獲得。「まるごと熊本ハッピーショート」と名付けられたショートケーキが、慶誠高等学校の3名との共同開発で誕生! 不二家の店舗で3月22日(火)~31日(木)まで販売されている。

慶誠高等学校の創立は、偶然にも不二家のショートケーキ誕生と同じ年。そんなダブルのアニバーサリーイヤーにちなんで、上から見たときに、「100」に見えるデザインに。さらに、スポンジに使用する小麦粉から、クリームでサンドする柑橘「不知火(しらぬい)」、トッピングの苺「ゆうべに」まで、熊本県産の素材にとことんこだわり、その名の通り“まるごと”熊本の味が詰まった一品に仕上げた。

今回の開発に携わった高校生たちは、プロのパティシエになるべく、この春からそれぞれの道を歩んでいく。彼女たちの熱意と、老舗洋菓子店の技術が詰まった渾身の一作を、ぜひこの機会に味わってみよう! 「ショートケーキ12の物語」では、今後もさまざまなストーリーとともに、いましか味わえないショートケーキを発表予定。これから12月まで9回にわたって登場するケーキも目が離せない。