JR東京駅構内地下1階の商業施設「グランスタ丸の内」に30日(水)、『毎日の〝おいしい〟新時間』をテーマにした新たなグルメゾーンが誕生しました。丸の内地下エリアで2016年から進められていた商業エリア開発は、今回の開業ですべて終了し、グランドオープンとなります。
丸の内地下中央口改札の近く(改札外)にオープンしたのは、鎌倉の人気レストラン「GARDEN HOUSE」の運営する「GARDEN HOUSE CAFE」や、イタリア北部トリノ発祥のイタリアンフードマーケット「EATALY(イータリー)」、『茅乃舎(かのや)だし』で人気の「茅乃舎」など9店舗です。
「GARDEN HOUSE CAFE」には、カフェとセレクトベーカリーショップがあり、カフェスペースでは、「GARDEN HOUSE」のコンセプト『SEASON INSPIRED & FINE CRAFTS』はそのままに、定番のフレッシュなサラダや季節のデリ、サンドイッチやスープなどを、よりカジュアルに楽しめます。
ベーカリーショップには、代官山にある姉妹店ベーカリー「GARDEN HOUSE CRAFTS」で焼き上げた自家製酵母カンパーニュをはじめ、世田谷の「シニフィアン シニフィエ」など、都内にある著名ベーカリー10店(パートナー・ベーカーズ)から届く個性豊かなブレッドやペストリー約100種類がズラリ。オープンを記念して、あんぱん、メロンパン、クリームパンなど日本独自の進化を遂げた「日本のパン」を中心とした、ここだけでしか買えないパートナーズ・ベーカーズとの限定コラボ商品も買うことができます。
パンは、テイクアウトはもちろん、カフェでも味わえます。
国内最大規模の店舗となる「イータリー」には、専任バイヤーがイタリア全土2000以上の小規模生産者から選び抜いた本物のイタリア食材がいっぱい。色とりどりの珍しい野菜や、生パスタの実演販売などもあり、まるでテーマパークのようです。
レストランエリアでは、チーズやワイン、ピッツァやパスタが楽しめるのはもちろん、日本初の試みとなるシチリアの伝統菓子カンノーリを実演販売する「カンノーリバー」や、100年以上の歴史のあるイタリアの老舗コーヒーブランドVergnano(ヴェルニャーノ)のエスプレッソが飲めるカフェも。毎月、テーマを設けて、イタリア各州の郷土料理を特別メニューとして提供します。
エキナカ初出店となる「茅乃舎」には、『茅乃舎だし』をはじめ、10種類のだしシリーズが並び、すべてのだしの味見ができる「対面だしスタンド」も設置。好みのだしを1袋100円から買える『1袋だし』8種が先行販売されています。
また、店内には、だしのおいしさを味わえる飲食スペースもあり、『博多雑煮セット』や『九州の豚汁セット』などを楽しめます。
このほか、タイの代表的料理である米麺のやきそば『パッタイ』の専門店「マンゴーツリーキッチン〝パッタイ〟」や、東日本各地域の魅力を、食を中心に紹介する地産品ショップ「のもの」、韓国料理店「韓美膳」などもオープン。開業記念特典などもあるので、東京駅の〝新グルメエリア〟に足を運んでみてはいかがでしょうか。
グランスタ丸の内