ハーゲンダッツの冬の人気シリーズ華もちが、27日(火)から期間限定で全国発売されます。今年は、栗ぜんざいを表現した「栗あずき」と桜餅をイメージした「桜あん」の2味。これまでの「モチを使ったアイス」から「創作和スイーツ」に進化した、新しい華もちの魅力を紹介します。
華もちとは、ハーゲンダッツジャパン社が2015年以来発売している、モチを使った冬季限定シリーズです。2015年当時はあまりの人気ぶりに、発売からわずか2日で販売休止になり、話題となりました。その後は発売のたびに、インターネットやSNSで買い占める人の投稿が続出する人気商品です。今年は毎年根強い人気を誇っていた「きなこ黒みつ」をあえて封印、新たに2味を開発しました。ふたの縁部分をえんじ色からゴールドに変更、漆の器にアイスクリームを載せた高級感あふれるパッケージデザインを採用、価格も324円にランクアップしています。
まず、栗あずき。トップには、甘露煮の栗とふっくら炊きあげた小豆粒が盛りつけられています。つややかで上品な見た目と栗の存在感が食欲をそそります。ベースはあずきのアイスクリーム。北海道産小豆に黒糖を隠し味に加え、風味豊かに仕上げました。アイスクリーム自体にも栗ペーストを使ったソースを練り込んでいます。トップの粒あん自体が甘くて濃厚でおいしいのですが、栗ソースとトップの栗のバランスが絶妙で、かき混ぜながら食べると、まさに栗ぜんざいを味わっているような味わいです。

次に、桜あん。桜餅というと、関西と関東でイメージが違いますが、桜のフレーバーと葉の塩味にこだわることで、道明寺でも長命寺でもない、〝ハーゲンダッツの桜餅〟をめざしたということです。ふたを開けた瞬間、春を感じさせるかわいらしいピンク色のソースが目を引きます。梅酢に漬けた桜の花を使ったほんのり甘酸っぱいソースで、上品な桜の香りが漂います。ベースのアイスは、リッチなコクのあるミルクに桜の葉パウダーを合わせた桜アイスクリーム。さらに、塩漬けした桜の花びらペーストと桜の葉パウダーから成る桜あんを練り込まれています。食べてみると、桜の風味が口いっぱいに広がり、濃厚なミルクの甘みと桜の葉のほのかな塩味がうまく絡み合う、とっても春らしい一品です。

おいしく食べるポイントは、トップの小豆あんや桜ソースの状態の見極め。ソースやあんがツヤツヤと輝き、カップの側面を指でおしてやわらかくなったころが食べ頃です。開発者の辻葉澄さんは「他のアイスよりも少し待っていただくくらいがちょうどよいです」と話していました。
今だけの、和菓子のようなアイスクリーム、ぜひ一度味わってみてだくださいね。
【ハーゲンダッツ華もち2018】
栗あずき、桜あん
発売日:27日(火)から期間限定
内容量:91ミリリットル
価格:324円
販売先:全国のスーパーマーケット、コンビニ、デパートなど