「へそから上の半身」(木奥恵三撮影)

個展「像」 ブロンズ彫刻にも広がる日野之彦の世界


 目が異常に大きな少年を描いた油彩画で知られる日野之彦(これひこ)の個展「像」が東京都港区西麻布のギャラリ「SNOW Contemporary」で開かれている。

 本展の主役は絵画ではなく、昨年から今年にかけて制作したブロンズの彫刻作品だ。

 「へそから上の半身」は、一見するとごく普通の彫刻に見える。どこにでもいそうな少年だが、痩せてひ弱な体と、肩幅が狭く幼児のような雰囲気をあわせ持つ。その表情は独特で、口をわずかに開け、目はギョロリと大きく見開き虚空をさまよう。まるで魂を失ってしまったかのようだ。

 日野は昭和51年、石川県輪島市に生まれ、平成13年に筑波大学大学院を修了した。17年には平面作家の登竜門とされる「VOCA展」で、最高賞を受賞して注目された。現在は、海外の美術館で個展が開かれるほどの人気アーティストとして活躍している。

続きは、http://www.sankei.com/life/news/161124/lif16112400...





この記事をシェアする

LATEST POSTS