女性のためのマネーセミナー 参加者募集中!担当講師のインタビューを公開!


資産運用を始めたほうがいいのはわかっていても、どう始めたらいいかわからない…。メトロポリターナでは、そんな悩みを抱える方に向けて金融セミナーを開催します。「近所のおじさんと話すような気軽な気持ちで相談に来てほしい」そう話すのは、担当講師の米水紳一郎先生。米水先生は、その親しみやすさと確かな知識で、セミナーや個別相談でも大人気! 
そんな米水先生にご自身のことや今の日本の状況、安心できる未来のために必要なことを伺いました。

── ファイナンシャルプランナーを目指されたきっかけを教えてください。

30代半ばまで商社にいたのですが、お客様と向き合う時間が段々と少なくなっていって、少し行き詰まりを感じていました。商社マン生活の中で、私が一番大切だと感じていたのは、やはりお客様との関係性だったんです。
一生涯、お客様と向き合える仕事にシフトしていきたいと考えていた時期に、みなさんが一番困っているのはお金周りのことだと気づいたんです。実は金融の世界に私の先輩がいまして、いろいろと話を聞くなかで、「これだ!」と感じ、この世界に入ることを決めました。

──AFP(日本FP協会)の資格だけでなく、相続診断士やシニアライフカウンセラーの資格もお持ちですが、現在はどのような活動をされていますか?

主に30代からのライフプラン、資産形成、資産運用に関するセミナーや個別相談ですね。そして、50〜60代の方に対してはご自身の両親からの相続や贈与のこと。全国で年間40〜50回はセミナーをやっているのですが、地域の自治体から電話をいただくこともあります。最近では「小学校でセミナーをやってほしい」という話もありました。実は近年、小学校の道徳で、お金に関する教育が始まったんです。欧米やアジアの国々と比べると、日本の金融教育は随分と遅れていますが、ようやく変わり始めたというところですね。

── セミナーをきっかけに個別相談を受ける方も多いのでしょうか?

はい、すごく多いですよ。セミナーに参加することって、実は敷居が高いですよね。「どんな講師なのかな」「どんな話をするのかな」って不安な気持ちもよくわかります。そこから個別相談となると、さらに敷居が高くなる。「高いお金がかかるんじゃないか」とか心配される方も多いです。
だから、セミナーの1時間半の中で、私のことを知ってもらって、この人なら安心して話ができるな、この人なら自分のことを全部オープンにできるな、という信頼感を持ってもらえるよう心がけています。

── 現在の日本の経済環境について、どのようにお考えですか?

少子高齢化が進んでいて、人口が減少している。人口というのは国力の源なんですよ。国の経済力の基盤です。世界を見ると、アフリカやアジアを中心に、アメリカ、ヨーロッパでも人口は増えています。一方で、日本の状況は非常に厳しい。今の若い方たちの20年、30年後の年金がどうなるかは、もう見えているんです。これは深刻な問題です。
現在の年金制度は、現役世代が高齢者を支える仕組みなので、人口がピラミッド状でないと成り立たない。これが今は正方形になっていて、これから10年、20年後には逆三角形になっていくだろうと考えられています。それでは、支えることはできないですよね。

── では、このような環境の中で私たちに必要なことは何でしょうか?

学ぶことはもちろん大切ですが、どんな状況でも変化に対応できる能力をつけることでしょうか。私はよくセミナーで「ウェルビーイング」という言葉を使うんです。常に良い状態を作っていく。お金回りもそう、健康もそう、人間関係もそう。現役時代から老後まで、良い状態を保ち続けることが大切です。どんな環境変化があっても対応していける。そういう人が、良いライフスタイルを保っていけるんじゃないかなと思います。

── 資産形成はいつから始めるべきでしょうか?

これはもう即答できます。「すぐ」です。その人のライフスタイルによって、収入によって、資産の増やし方は違います。でも、スタートは「即」。今は始めるべき時ではないのではと考えて、尻込みする方も多いですが、そんなことは考えずにすぐ行動に移すことが大事です。
すぐに始めれはその分、時間を味方につけることができるということです。資産形成は、金利と時間の関係で成り立っています。年を取ってからでは買えない時間を、若い方々は持っている。時間は大切な財産とも言えるものなんです。

── セミナーではどのような内容を学べるのでしょうか?

まず、今お話したような日本の経済状況のことや社会保険制度のこと。そして自助努力でのお金の基本ルールについて。個々人で目標や目的は違いますから、それに応じた見方やアプローチもお話しします。
一般的な話から始めて、1時間半後にはこれから資産形成していける入口のところに立てるはずです。そこから個別相談に移行できれば、ライフプランをつくって、もっと深いところまでお話させていただきます。

── 現在、多い相談内容を教えていただけますか?

やっぱり多いのは「貯蓄から投資へ」の部分ですね。iDeCoやNISAの裾野は広がってきても、実際の一歩が踏み出せない。口座は開いたけど、その先に進めない方が多いんです。

どのファンドを選べばいいのか、投資のルールは何か、将来何に気をつければいいのか。こういうことがわからないから、開いた口座もそのままになってしまう。セミナーに来る人の6~7割がそういう方々です。

── セミナーを参加したいと考えている方へメッセージをお願いします。

セミナーの敷居は高く感じるかもしれません。でも、少しでも資産形成や投資に興味がある方は、まず参加してみてください。何も持ってこなくていいんです。“近所のおじさん”と話すような気持ちで、気軽にお越しください。
私のセミナーを受けた方から「5年前に会いたかった」と、よく言われるんです。そんな時、私はいつもこう答えます。「今日会えたことが一番良かったんです」って。誰だって、今日が一番若い日ですから。セミナーで気になるところが1つでも2つでも見つかれば、それを持ち帰って、次のステップに進むきっかけにしていただければと思います。みなさんの人生に寄り添えるアドバイスができれば、それが私の喜びです。
 

セミナーの詳細・お申し込みはこちら
https://id.sankei.jp/e/22871

◆セミナー概要◆
日程   :①1月15日(水)19:00~21:00 
      ②1月18日(土)14:00~16:00 
会場   :サンケイプラザ312
募集期間 :12月10日(火)~1月8日(水)
定員   :各回30名 ※申込多数の場合は抽選
参加費  :無料

セミナーの詳細・お申し込みはこちら
https://id.sankei.jp/e/22871


講師:ファイナンシャルプランナー 米水紳一郎(株式会社グッドウイン)

【グッドウイン】米水写真1.JPG

長崎県長崎市出身。大学卒業後、商社への就職を機に大阪へ転居。
商社時代に社会人としての基本を学び35歳時に外資金融会社のスカウトを受け転職。
現在は、株式会社グッドウインに在籍し、金融コンサルタントとしてセミナー講師・個別相談等にて活躍中。若い方の貯蓄向け相談から、セカンドライフ・相続に関することまで、幅広い内容で年間400世帯~500世帯の個別相談を実施。
お客様のご相談にオーダーメイドの解決策を提供。家族構成は妻と子供3人(長男・次男・長女)。子供の就職を機に、妻と月一回のデートや旅行を楽しんでいます(皆様へお勧めのセカンドライフプランの一例です)。

保有資格
AFP(日本FP協会認定)、相続診断士、住宅販売士補、TLC(生保協会認定FP)、シニアライフカウンセラー上級
 

text: Satoko Myodo





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