「リリーのすべて」(2016年)で米アカデミー助演女優賞を獲得したアリシア・ビキャンデル(28)が「ボーン」シリーズ最新作「ジェイソン・ボーン」(ポール・グリーングラス監督、7日全国公開)で、野心家のCIAエージェント、ヘザーを熱演した。
記憶を失ったCIAの元工作員、ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)が主人公のシリーズ第4弾。今回は、ある情報を得たボーンに対し、CIA長官のデューイ(トミー・リー・ジョーンズ)が殺し屋を差し向ける…。
以前から「ボーン」シリーズの大ファンだというビキャンデルは「スリラーやアクション映画としても一流だけど、時事問題を巧みに取り入れていて、まるでジェイソン・ボーンが本当に存在するみたいにリアル。スパイ映画を“再発明”してみせた」と称賛。「ずっとファンだった作品に自分が出るのは、うれしいけど、ちょっと奇妙な感じね」と笑う。