賢いカビ対策で、心地よいお風呂タイムを

もうすぐ、うっとうしい梅雨が到来 お風呂のカビ対策は大丈夫?

ビューティー

 関東地方の梅雨入りも間近に迫り、カビの気になる季節になりました。中でも、お風呂のしつこいカビが悩みの種という人は多いのではないでしょうか。

 キレイになるためにも大切にしたいお風呂タイム。カビのせいで憂鬱な気分にならないよう、今年こそ、賢い対策を知ってカビ知らずに!


≪一見キレイに見えるお風呂にも、いたるところにカビの原因菌がいっぱい!≫

 ちょっと油断するとすぐ生えてくるのが、お風呂の黒カビ。いったん生えてしまうとなかなか落とせず、お風呂に入るたび、憂鬱になってしまいますよね。

 一方、「私はしっかりお風呂掃除をしているから、カビなんて心配ないわ」という人もいると思います。でも、油断大敵!キレイに見えるお風呂にも、“見えないカビの原因菌”が潜んでいるケースが少なくないのです。

 カビの原因菌は、①「温度(20~30℃)」②「湿度(70%RH以上・水滴の存在))③「栄養(垢や石鹸カスなど)」という3つの条件がそろうと、活発化。梅雨時の気候はこの条件を満たすため、カビが生えやすくなります。

 黒カビが成長するまでには5つのステージがあり、目に見えるようになるのは、ステージ3以降。ステージ1~2の間は、目には見えないほど小さいため「カビはいない」と勘違いしてしまいますが、実はしっかり存在していて、天井や壁などにいる“見えないカビ菌”から、胞子がお風呂場中にまき散らされている可能性があります。

 特殊なライトで見てみると、一見きれいに見える場所にも、カビの原因となる菌や汚れが潜んでいることが分かります。

汚染検査ライトで浴室の天井を照らすと、通常の電灯や太陽光では見えなかったカビの原因となる菌や石鹸カスの汚れなどが、白っぽく浮き上がって見えるケースがあります(下)


 賢いカビ対策とは、目に見える黒カビを落とすだけでなく、“見えないカビの原因菌”をしっかり取り除くことです。しかも、今生えている部分だけでなく、お風呂をまるごと除菌しないと、せっかく苦労してカビを落としても、天井や壁に潜む菌からまき散らされた胞子で、すぐにまたカビが生えてきてしまいます。

 キレイになるための大切な場所であるお風呂からカビを追放して、ジメジメ憂鬱な梅雨の時期もピカピカお風呂で過ごしましょう!

 来週は、〝これでカビとはお別れ!風呂のお掃除&まるごと除菌術〟をお教えします。



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