<イマドキ女性のくすみリスク④ エアコンぐすみ>
1日中エアコンの効いたオフィスで過ごすことの多い現代の働く女性は、その環境自体がくすみリスクになっているといえそうです。夏は冷房、冬は暖房とオフィスは、ほぼ1年中乾燥しています。
乾燥はくすみの大きな原因の1つ。乾燥すると肌のキメが乱れ、ツヤ感がなくなり、どんよりした肌色に見えてしまいます。特に、夏は冷房による冷え過ぎが血行不良につながり、これもくすみを発生させる原因となってしまっているのです。
乾燥しやすい肌には、セラミド入りの美容液をお手入れにプラスすることをおすすめします。冷え対策には、からだを温め、タンパク質をしっかり摂り、ストレッチなどの運動を毎日しましょう。

<イマドキ女性のくすみリスク⑤ 夜更かしぐすみ>
調査によると、いま、20代女性の4人に1人以上が午前0時以降に就寝していて、この夜更かしが肌に悪影響を及ぼしています。就寝時間が遅く、肌にとってのゴールデンタイム(夜10時~深夜2時)を逃したり睡眠不足が続くと、肌のターンオーバーが滞り、キメが乱れたり、くすんだりしてしまいます。
また、夜遅くに食事をする人も多く、消化器官が動いているために体が熟睡できず、ターンオーバーに悪影響を及ぼしてくすみ肌を招いてしまうのです。できる限り、ゴールデンタイムの夜10時頃の就寝を心がけて、肌の健やかなターンオーバーを促し、昼間受けたダメージの修復やくすみ対策ができるようにしましょう。

「5大くすみリスク」は、何気なく行っている生活習慣のなかに潜んでいます。当てはまった項目のあった皆さん、日々の生活習慣の改善から、くすみケアを始めてみてはいかがでしょうか。
次回(最終回)は、好印象づくりの「くすみ」ケアとして、先生がお勧めする要因別の対策を紹介します。

医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本レーザー医学会認定レーザー専門医。東京女子医科大学医学部卒業、同皮膚科学教室に入局。聖母病院皮膚科などの勤務を経て、2006年に有楽町西武ケイスキンクリニック、2011年に銀座ケイスキンクリニックを開設する。最新の医療機器と注入治療をオーダーメイドで組み合わせ、「切らないハッピーリバースエイジング」を叶える美容皮膚科医として厚い信頼を得ている。皮膚の働きや美肌に役立つスキンケア、生活習慣などのわかりやすい解説が人気で、テレビ、雑誌、ウェブなどでも活躍中。著書『365日のスキンケア』(池田書店)が好評。