ファブリック「シィールトラプータルハ」(市民菜園) 図案デザイン:マイヤ・ロウエカリ、2009年 Siirtolapuutarha pattern designed for Marimekko by Maija Louekari in 2009

時を超えるデザインの力 東京・渋谷で「マリメッコ展」


 フィンランドを代表するデザインブランド「マリメッコ」で、最も有名な図案デザイナーといえばマイヤ・イソラ(1927~2001年)。彼女が手掛けたケシの花柄「ウニッコ」に見覚えのある人は多いだろう。同国の自然や伝統的モチーフから着想し、約500もの図案をマリメッコに提供したイソラだが、中でも魅力的なのが大ぶりでグラフィカルな柄だ。

 例えば「カイヴォ」は、わき上がる泉を大胆にデフォルメしている。どの柄も、手描きの線の微妙な揺らぎが、温かみを感じさせる。東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「マリメッコ展」では、フィンランド・デザイン・ミュージアムの所蔵品から、ファブリック(布地)やドレスなどに加え、貴重な図案の下絵も紹介されている。

ファブリック「カイヴォ」(泉) 図案デザイン:マイヤ・イソラ、1964年 Kaivo pattern designed for Marimekko by Maija Isola in 1964


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