東京オリンピックに向けてどんどん変わりゆく街、虎ノ門。これからさらに進化していく、未来の街の姿とは?
進化し続ける街、虎ノ門。
2014年、虎ノ門の新たなシンボルとしてたちまち話題となった「虎ノ門ヒルズ」も、今年で開業2周年を迎える。そんなヒルズを筆頭に、今後もさらに再開発が進行していく虎ノ門エリア。虎ノ門ヒルズの周囲にはオフィスやホテル、住宅、レストランやショップなどの商業施設、緑地広場などを備えた新たな3棟のタワーが生まれる予定。さらに、「ホテルオークラ東京」本館の建て替えも進行中で、未来に大きな可能性を秘めた街となっている。ここでは、未来に建てられる注目施設を一挙にご紹介。
1.国際レベルの大規模なオフィスタワー!
「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」は、低層部に商業施設をもつ36階建てのオフィスタワーとなる予定。4階には大企業とベンチャーの交流拠点を整備し、1階は「東京の玄関口」として機能するバスターミナルもできる。東京オリンピックでは各会場を結んで選手や観客の移動にも使用されるようで、国際的なビジネス・交通拠点となりそうだ。
2.MORI LIVING シリーズ最高峰の住宅タワー!
「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」は、約600戸の住宅が入った56階建てのタワー。住宅は、国際レベルのサービスやホスピタリティ、空間づくりなど、上質な住まいを提供する森ビルの高級住宅ブランド「MORI LIVING」シリーズのなかでも、最高峰の内容となっている。そのほか、会員制のヒルズスパも併設される予定。
3.ビルと駅一体型のステーションタワー!
「( 仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、2022年度竣工目標で、東京メトロが新たに設置する「日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」と一体的に開発される。詳細は未定だけれど、オフィスやホテル、商業施設などが入った虎ノ門ヒルズと同じ規模の複合タワーを検討中なのだとか。どんな施設になるのか、今後の発表に要注目!
ホテルオークラも生まれ変わる!
昨年、惜しまれつつも53年間の歴史をほこる本館の建て替え工事が決定した「ホテルオークラ東京」。2019年に開業予定となる新本館では、旧本館のロビーで使用されていた「オークラ・ランターン」や梅の花を模したテーブルと椅子などを再利用しながら、ホテルオークラ建築特有の「日本の伝統美」を継承したデザインとなる予定。進化したオークラの姿が、今から楽しみだ。