この街で暮らすなら、古着ショップも見逃せない。
それぞれの店のこだわりを確かめながら、お気に入りの一着を見つけよう。
アメリカで買いつけた古着や雑貨がいつでも豊富
『オキドキ』
渋谷・宮益坂で30年以上営業を続けていた古着ショップが、2016年に移転オープン。アメリカで買いつけた1980〜90年代のアイテムを中心としたセレクトは、メンズが6割、レディースが4割ほど。定番のものから《ティファニー》のアンティークジュエリーにいたるまで幅広く取り揃える。USオリジナルの《コンバース》オールスターや日本未発売スニーカーが見つかることも。代々木上原にはレディース中心の店もあるので、あわせて立ち寄りたい。

白×青のボーダーに赤いリブの切り替えが鮮やかなショート丈のトップス。インナーとしてのぞかせても。5500円
スエードと表革、異なる素材でピンクの濃淡を表現した現行のUSモデル。《コンバース》 ワンスターOX スエード 1万円

OKIDOKI

渋谷区富ヶ谷1-9-15 下岡ビル B1F
[TEL]03-6407-8525
[営]12:00〜21:00
[休]無休
instagram : @OKIDOKI_MENS
現行にはない生地とシルエットで、普段よりすこし上品に
『Milli Vintage(ミリヴィンテージ)』
ショーウィンドウから色とりどりのアイテムが見えるこちらの店は、2018年にオープン。主にアメリカで買いつけたアイテムを中心としたセレクトは、店主の当新さんによるもの。店内のラックは、服のカラーによって分けられているため、いつもなら見逃してしまうような意外なアイテムとの出合いも期待できる。古い時代のものに見えないほど洗練された服も多く、結婚式などのパーティドレスを探しに来る人も少なくないとか。
すべてオーガンジーでつくられた軽やかなセットアップ。ドレスアップしても、上下別に着ても楽しめる。3万9000円

さらさらとしたツイル地のチャイナジャケット。着たときのドレープがきれいで、小さなチャイナボタンがアクセントに。2万2000円

Milli Vintage

渋谷区富ヶ谷1-9-14
[TEL]なし
[営]火〜木 1 3:00〜20:00、金〜日 1 3:00〜19:00
[休]月
millivintage.com
ガラス張りの店内に、ストリートなアイテムがずらり
『dojoe(ドゥージョー)』
2015年に開店したセレクトショップ。店頭には、店主の中野さん自らが買いつけた古着やUS限定発売のアイテムが数多く並ぶ。古着は1980年代以降のストリートブランドに加え、1990〜2000年代初頭のドメスティックブランドまで幅広い品揃え。注目したいのは、同店の中でも数少ないレディースの古着。「レディースのアイテムは少ないのですが、どのブランドのものも価格では負けていない自信があります」と中野さん。ぜひ気軽に足を運んでみよう。

1950年代の《ストーニーマン》のデニムパンツ。ワイドなシルエットにオレンジのステッチが映える。フラッシャー(紙製のラベル)が残っているのもデッドストックならでは。1万2800円
2 アメリカで買いつけたという《ノースフェイス》のパーカー。鮮やかなライトオレンジが目を引く。ゆったりとしたシルエットで、オーバーサイズの着こなしを楽しめる。5800円

dojoe

渋谷区元代々木町9-8
[TEL]03-6884-2425
[営]月〜金 14:00〜22:00、土・日・祝 12:00〜21:00
[休]月※火曜は不定休
instagram : @dojoe_tokyo