快眠への早道は、睡眠の“見える化”から。ウェアラブルデバイスや計測サービスを活用して、自分の睡眠を客観的に把握し、快眠生活へ役立てていこう!
自分で測る
”Ring”
24時間つけっぱなし派はリング型を選びたい
ウェアラブルデバイスの、これみよがしな見た目に二の足を踏む人も多い。そこでいま注目度が高まっているのが、スマートリングだ。さりげない存在感でつけっぱなしでも気になりにくい。国内メーカーが開発した「Re・De Ring」は、各種センサーに加え最大7日間持続の大容量バッテリーにIP68の完全防水。データ管理サービスはサブスク型が主流の中にあって、こちらはすべて無料というのもうれしい。
Re・De Ring 2万9800円/
ピクセラ https://www.pixela.co.jp/support
“Watch”
スマートバンドで睡眠の見える化を
多数のセンサーを搭載し、ヘルスケアトラッキングを実現するスマートバンドは、さまざまなメーカーが開発に力を入れ、その機能もますます充実している。8月に発売された「Xiaomi Smart Band 9」は、カラフルな見た目や、付け替え可能なストラップなど、デザイン性も高いが、高性能センサー搭載により、モニタリング性能もパワーアップ。睡眠中の状態もトラッキングして、アプリを介して自分の睡眠習慣やパターンの把握に役立てることができる。
Xiaomi Smart Band 9 5480円/
Xiaomiサポート
Tel:0120-767-378
“Sheet”
シート型のセンサーで横になるだけのお手軽さ
マットレスの下に設置するだけ。あとは勝手に毎日の眠りの状況をトラッキングしてくれるので、シート型センサーは、めんどくさがりやにもおすすめだ。「Active Sleep ANALYZER」は、睡眠時の体の動きから睡眠状態を推定。専用アプリ「Active Sleep」を通じて分析した睡眠スコアを教えてくれる。トモズの「ねむりの窓口」でも、このセンサーを使用し、睡眠改善をサポートしている。
Active Sleep ANALYZER 6万6000円/
パラマウントベッド
Tel:0120-03-3648
泊まって測る
“Sleeping Pod”
本格的な睡眠解析サービスをカプセルホテルでお手軽に!
最近眠りが浅いな…と感じたら、睡眠状況の見える化を検討してみよう。自分で計測するのもひとつの手だが、最近は計測できる宿泊施設も増えている。「ナインアワーズ赤坂スリープラボ」は睡眠解析サービス「9h sleep fitscan」を導入したウェルネス・カプセルホテル。装着する器具はなく、カプセル内でただ眠るだけで気軽に睡眠状態を測定できる。カプセルベッドに設置された赤外線カメラ・集音マイク・体動センサーで、睡眠時間、寝返り回数、いびきの回数や音量、無呼吸の回数や長さ、心拍数、覚醒・レム睡眠・ノンレム睡眠の波を総合的に解析。睡眠スコアを判定してレポート形式で送ってもらえるので、睡眠習慣の見直しにも役立つはずだ。ナインアワーズはカプセルホテルを全国展開しており、睡眠解析サービスが受けられる店舗をウーマン新宿店・浜松町店・水道橋店・品川駅for men店と拡大している。現在10万件以上の睡眠データが集まっており、今後さらに集積される「睡眠ビッグデータ」は医療や睡眠研究の分野からも期待されている。
身体を360度包み込むカプセルユニットによって高機能なセンシングが可能に。宿泊料金だけで睡眠解析してもらえる手頃さも魅力。
9h sleeep lab Akasala
港区赤坂4-3-14
宿泊料金は時期によって変動
Tel. 050-1807-3087
https://ninehours.co.jp