東京ではほとんど手に入らない益子焼作家 遠藤太郎氏による作品の展示・販売会「TARO ENDO exhibition Minor」が29日、港区南青山2丁目のEATME GALLERYで始まりました。
会場には、沖縄の伝統的な焼き物「やちむん」のテイストを感じさせる遠藤氏のこれまでの作風を踏襲したコーヒーピッチャーやコーヒードリッパー、マグカップなどに加え、今回、EATME GALLERYとコラボして制作した新シリーズ「Minor」(ミノル)を展示。1300円から3000円で購入することができます。Minorのテーマは日用品としての「用の美」と子供にも使いやすい「機能美」。マグカップと小鉢、皿、丼にそれぞれ、赤と青のシリーズがあります。
大手都市銀行の社員から陶芸家に転身した遠藤氏は、民芸陶器の里 栃木県益子の伝統を踏襲しつつも、独自の色彩とモダンなデザインで知られる40代前半の作家。ネット販売も限られているため、東京で手に入れられる貴重な機会です。入場無料。8月5日まで。
遠藤太郎氏の新シリーズ「Minor」
EATME GALLERY
港区南青山2-22-17 川上ビル9F
会場時間:11:00~18:00