ジェイク(エイサ・バターフィールド、左)はケルン島で宙に浮かぶ少女、エマ(エラ・パーネル)ら奇妙な子供たちに出会う

映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」 混在する幻想と現実


 「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」(3日、全国公開)は、「チャーリーとチョコレート工場」などで知られるティム・バートン監督(58)独特のダークな味わいを持つファンタジーだ。不思議な力を持ち、時間のはざまに暮らす子供たちと彼らを狙う魔物との戦いが想像力豊かに描かれる。(岡本耕治)

 ジェイク(エイサ・バターフィールド)の祖父、エイブ(テレンス・スタンプ)が何者かに襲われ殺される。ショックを受けたジェイクは療養のため、祖父が一時暮らした英・ケルン島を訪れることに。島の屋敷には、宙に浮いたり、火を放ったりと不思議な力を持つ子供たちが暮らしていた…。

 原作はランサム・リグズの小説『ハヤブサが守る家』。バートン監督は「引き込まれた。リグズは古写真収集が趣味で、そこから彼らを発想したんだ。物語の作り方として実に面白いと感心した」と語る。

「日本は私の奇妙さを受け入れてくれるし、私以上に奇妙な人も多い。とても落ち着く」と語るティム・バートン監督(岡本耕治撮影)


続きは、http://www.sankei.com/entertainments/news/170203/e...





この記事をシェアする

LATEST POSTS