映画「はらはらなのか。」の1場面 ©2017『はらはらなのか。』製作委員会

25歳新進女性監督の大胆映画「はらはらなのか。」は日本の「ラ・ラ・ランド」?


 米アカデミー監督賞を受賞した「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督(32)にも匹敵する逸材の誕生、といったら褒めすぎか。4月1日から公開されるミュージカル仕立ての映画「はらはらなのか。」の酒井麻衣監督(25)は、これが初の商業映画だが、ストーリー構成といい、映像の作り込みといい、新人離れした大胆さを発揮する。

 夢か芝居か現実か…のミュージカル

 原ナノカは、もうすぐ13歳。子役の仕事をしている。願いは女優だった亡き母のように、人々の心に残る存在になること。母が出演した舞台が再演されることになり出演者を募集していると知ったナノカは、ある日、風に舞う募集チラシを追いかけてとある喫茶店にたどり着く。そこでは、リナという女性が働いていた…。

 ナノカを演じるのは、撮影時、役と同じ12歳だった原菜乃華(はら・なのか)。寂しいときに現れる分身「透明ナノカ」と2役を熱演する。

「映画は人生に彩りを与えてくれる」と語る酒井麻衣監督(藤井克郎撮影) 


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