東京都足立区生まれの幼なじみが結成したお笑いコンビ、ANZEN漫才のデビューシングル。表題曲は「不良あるあるを歌う兄弟デュオかしおペア」のネタでおなじみ。昭和の匂いを感じさせるフレーズに何となくひかれてしまうタイプの曲だ。
「お題をもらえば即興で歌にできる」というみやぞん(31)が、テレビ番組でも披露した「牛にどつかれた」「消えてしまったハブーブ」を含む計4曲(カラオケ含め8曲)入り。それぞれの曲が簡潔に終わる潔さもまた、昭和っぽい。
こうしたネタ系の曲は、あっという間に“消費”され、廃れてしまうことも多い昨今。しかし、その昭和的な魅力を生かして曲を生み出していけば、長く愛されるものも出てくるかも。ふとそんなことを感じた。