
今回のゲストは、スタイリストのMASAHさんが登場!独自の審美眼とスタイルを持つMASAHさんが考える、家族のあり方とオーガニックについてお話をききました。
小木:先月の今宿麻美さんに続いて、今月号は彼女の旦那さまであるスタイリストのMASAHさんに来ていただきました。僕がはじめてMASAHさんとお会いしたのは、青山にあったコンセプトスペース「the POOL青山」。家族をテーマにMASAHさんがお店をディレクションしたときのレセプションパーティでしたよね。
MASAH:あのときは、たくさんの人が来てくれました。いろいろな方にお会いしたんですが、その中でも小木さんはとても印象に残っていて。だから、その後すぐに僕から連絡をさせていただいたんです。
小木:それからはご飯にいったり、会社に来てもらったりして。僕とは生き方が全然違う方なので、お話をさせていただいて、いろいろなことを教えてもらっています。
MASAH:いろいろと情報交換をしていますよね。
小木:MASAHさんはストリートの人で、自分のスタイルをしっかりと持っている方だと思いますが、結婚をして子どもが生まれて、何か変わったことはありますか?
MASAH: ずっと変わらないでいたいね、という話は嫁ともよくします。でも結婚して子どもが生まれると、どうしても変わる部分があります。たとえば家の中の物が増えるとか、自分のために使えるお金が少なくなるとか、そういう変化はあります。でも、そのことをネガティブに考えず、楽しむようにしています。
小木:むしろ家族ができて、パワーアップしてますよね。たとえばPOOLのような場所を通じて、家族のライフスタイルのあり方を提案することもできるようになる。奥さんがいて子どもがいて、そのことを相乗効果的にいい方向に向けることができる。そこがまたMASAHさんの感覚の優れているところだと思います。ところで、以前は男性誌で美容の連載もしていましたよね。美容への意識が高かったんですか?
MASAH:昔は、ひどい生活習慣だったんです。徹夜して、日焼けサロンにいって、ラーメン食べてと…。だから美意識からというよりも、自分のからだをケアしようというのがきっかけで美容に興味を持つようになりました。それで、いろいろなコスメを試しながら、自分の感覚で良し悪しを判断するようになっていったんです。香りがよくてテクスチャーが心地いいものを追求していくと、自然とオーガニックを選ぶようになりました。
小木:それはつまり、結果的にオーガニックにたどりついたということですね。
MASAH:あと、オーガニックって、家族みんなで使うことができるのもいいですよね。子どもが生まれると物が増えるので、できるだけ余分なものは処分する。そうすると自然と本質をついた物しか残らない。それで最後に残るのが、オーガニックなんです。家族でシェアする乳液で、同じ値段のオーガニックなものとそうでないものがあったとしたら、僕はオーガニックを選びたい。それが、親としてのエチケットだとも思っています。
小木:なるほど!MASAHさんみたいな意識を持ったお父さんが世の中に増えていくといいですよね。今日はありがとうございました!
スタイリスト MASAH(まさ)さん
1977年生まれ。スタイリスト三田真一氏のアシスタントを経て2003年に独立。2013年にモデルの今宿麻美さんと結婚し、現在は一児の父でもある
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小木充(おぎ・みつる)
伊勢丹社員として「ビューティアポセカリー」の立ち上げに参画。現在はマッシュビューティー・ラボ副社長としてCosme Kitchenのクリエイティブディレクションを行う、仕掛け人。世界中のオーガニックブランドの日本上陸にも多く関わる