《トーン》というブランドの構想がスタートしたのは2017年春のこと。わずか1年弱でベースメイクからスキンケアま でフルラインナップを開発した

《オギノマ》ときめきは、女性の口角をあげてくれる


 今月のゲストは、この春デビューを果たすナチュラル&オーガニックメイクアップブランド《to/one(トーン)》の企画担当、三谷麗子さん。魅力的なブランドがどのように生まれたのか、背景に迫ります。

小木:この春、マッシュビューティラボから、メイクブランド《トーン》が誕生します。ベースメイク、カラーメイク、スキンケアと、130以上のアイテムをオーガニック&ナチュラルでつくっているにもかかわらず、ここまで華やかなカラーバリエーションで表現したブランドは他にはありません! というわけで、今回のゲストは、《トーン》の商品企画から撮影、インスタ発信まで携わる三谷麗子さんです。

三谷:よろしくお願いします。

小木:《トーン》のメイクアップディレクターは、オギノマにも来てくれたことのあるメイクアップアーティストのRYUJI氏。彼にブランドの構想について話したのは、昨年の春でした。そこから1年弱。あっという間だったね。

三谷:本当に(笑)。まだ信じられないです。ビューティの世界ではこれが普通のスピードなんですか?(※三谷さんは、《トーン》に関わる以前はアパレルブランドのPR。現在も兼任)

小木:いや、異例中の異例だと思う(笑)。でも、集まってもらった《トーン》のチームならばできる、という確信があったんだよね。

三谷:私も、やるからには妥協したくなかったので、とことんこだわらせていただきました! 自分でも、ときめいてしまうようなブランドができたなと思っています。

小木:ずばり聞きます。《トーン》の魅力ってなんでしょう?

三谷:まずは質感! 表面はさらっと、でも内側はしっとり、という、まるで花びらのような透明感のある仕上がりが、すべてのアイテムで叶うんです。覆い隠すのではなくて、使う人が本来持っている美しさを引き出してくれるメイクアイテム。

小木:そう、ウェルネスな美しさは《トーン》のキーワード。だから、イメージヴィジュアルには、ヴィクシーモデルのマーサ・ハントを起用することが自然と決まっていったよね。

三谷:彼女は、華やかな世界に身を置いているけれど、食事や運動などウェルネスに対する意識が非常に高い女性。そのしなやかで華のあるパワーは《トーン》にぴったりでした。それと、パッケージもシンプルで上質な印象を目指しました。世代を問わず、いろいろな人に使ってもらいたいです。

小木:三谷さんは《トーン》に携わって、メイクアップに対する価値観は変化した?

三谷:間違いなく。簡単にグラデーションが出来るように作られたアイシャドウはほとんどが2色展開で、これはRYUJIさんのこだわりなんです。実際使ってみて、こんなにも簡単に肌馴染みよくグラデーションが出来ることに驚きました。ペタルアイシャドウは花びらを連想するようなデザインでそこもこだわりの1つなんですよ。最近は今まで試したことのない新しいカラーに挑戦し、新しい発見を楽しんでます。

小木:悩まずに、しかも自分の美しさを引き出してくれるなんてうれしいよね。

三谷:CCクリームも名品です。ハイカバーするような重たさはなく、潤いに色を添えたような質感。キュッと肌を引き締めるという、素肌を引き立ててくれる仕上がりなんです。使うたびに感動します。

小木:僕はマスカラが隠れた名品だと思ってる。スタッフの評判もすこぶるいいんだよね。

三谷女性って、その日のファッションやメイクが気に入っていると、自然に口角があがるんですよね。表情が花開いたような美しさをぜひ《トーン》で手に入れてほしいです。

《THIS MONTH GUEST》

《トーン》企画担当 三谷麗子(みたに れいこ)さん

 《スナイデル》から《フレイ アイディー》のPRとなり7年目。今回ビューティに活動の幅を広げたいと志願したところ、兼任という形で《トーン》の企画に大抜擢。異業種の兼任は社内初とか

to/one

 《トーン》のアイテムは、ルミネ新宿とルミネ有楽町にできたばかりの「Make↗Kitchen(メイクアップキッチン)」にて先行発売中。写真は、「トーン ペタル アイシャドウ」各2200円(全24色)

http://toonecosmetics.com





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