サンロッカーズ渋谷盛實海翔《浅利陽介とコートの外で。》

2020.05.04 コラム

　 Bリーグ公認の「B.LEAGUE FREAK」に任命された俳優・浅利陽介が、いま気になるプロバスケットボール選手に話を聞く。

魅せるプレーを目指す！SR渋谷の期待のルーキー

浅利：プロの試合に出るようになって、今シーズンで2シーズン目でしたっけ？

盛實：そうですね。去年はまだ専修大学の学生でもあったんですが、特別指定選手としてサンロッカーズ渋谷に入団させてもらい、今年も再びこのチームでプレーしています。

浅利：去年、プロの試合に初出場したときは、まだ大学3年生だったんですよね？

盛實：2018年末に入団して、初試合が天皇杯。準々決勝で栃木ブレックス（現：宇都宮ブレックス）との対戦試合に出場しました。

浅利：おぉ！いきなり大舞台だ!!

盛實：プロのことを何もわからず入団して、試合にもすぐに出してもらえたんですが、本当に驚くことばかりでしたね。得るものも大きかったです。

浅利：大学とプロはやっぱり違いを感じる？

盛實：もう全然違いますね。とくにディフェンス。相手チームのプレッシャーがとにかくすごくて。

浅利：やっぱり自由にシュートは打たせてもらえないと。

盛實：はい。学生リーグだと強引にシュートにいける場面でも、B1だとそうはいかない。なかなか自分の思い通りのプレーをさせてもらえないですね。あとは、チームプレーについての意識も高いなぁというのは感じます。いかにパスを回してフィニッシャーにつなげるか、そういった戦略や役割分担がきちんとしている。

浅利：その意識の高さがプロとアマチュアの大きな違いかも。サンロッカーズも今年はディフェンスに力を入れてるよね。びっくりしたよ。

盛實：去年よりもさらにディフェンス重視の戦略に変わりました。専修大学は、そこまでディフェンスに重点を置いたチームではありません。僕個人としてもディフェンスはあまり得意でもないので、そこはしっかりやっていかないとなと思っています。

浅利：チームの先輩たちとはもう仲良くなれた？　野口（大介）選手なんてすごい怖そう（笑）。

盛實：最初は自分もそう思ってました（笑）。でも実はとってもいい人です。なんだったら、いちばん優しいくらい。入団当初は探り探りでしたが、先輩たちはみんなとてもフレンドリーですね。

浅利：休みの日はみんなと遊びに行ったりする？　

盛實： 僕、これといって趣味もなく家でダラダラしちゃうんですよね（笑）。だからいろいろ連れていって欲しいなと思っています。

浅利：盛實選手は、“セクシー”というニックネームがあるほど、魅せるプレーをする選手。パフォーマンス精神があるよね。今はなかなか余裕がないかもしれないけど、やっぱりこれからも魅せるプレーのできる選手にはなりたいって思う？　プロ選手としての目標があれば教えてください！

盛實：やっぱり観客が楽しめるプレーは目指したい。コートの上の僕を見て、感動をしてもらえると嬉しいです。あとは自分自身も楽しんでプレーすることも大切にしたいです。

浅利：厳しい世界だからこそ、楽しめないと続けられないよね。後半戦の活躍も楽しみにしています！