PARCO劇場お披露目に集まった登壇者の方々。「ピサロ」出演の渡辺謙さん、宮沢氷魚さんら

新生PARCO劇場が、1月24日(金)にオープン!華やかなキャストが勢揃いで、オープニングシリーズ作品を発表。


渋谷PARCOの建て替えのため、2016年の夏から休館していたPARCO劇場が、1月24日(金)にいよいよオープンします。

1973年に「西武劇場」として誕生したPARCO劇場は、2016年までの43年間文化の発信をし続け、約1200の作品を上演。約3年半の建て替えおよび準備期間を経て、まもなく新生PRCO劇場の幕開となります。
劇場内部のお披露目と、3月13日以降上演されるオープニングシリーズ作品に出演する俳優、脚本家などが集った記者発表は、お笑い芸人の藤井隆さんの司会進行で、笑いあふれる愉快な会見となりました。

冒頭のあいさつは、オープニングシリーズの最初の演目である「ピサロ」に出演される渡辺健さん。35年前に同劇場で上演された「ピサロ」にも出演されていた渡辺さん。
「演劇人生のエポックといえる作品。一つ一つの椅子に命を吹き込み万全の準備でこの劇場をお客さんと作っていきたい」とコメントされました。
同作品で共演される宮沢氷魚さんは「この作品に体当たりで向き合いたい。新しいPARCO劇場らしい作品になると思います」と語りました。

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「ピサロ」に出演の渡辺謙さん(左)と宮沢氷魚さん
 

6月からは、三谷幸喜さん作・演出による3作品が連続で上演され、こちらも見逃せません。

1作目は大泉洋さんほか出演の「大地」。三谷さんによると「(頭の中に)本はもうできている」とのこと。(会場笑) 大泉さんは「PARCO劇場の舞台に立つのは初めて。ついに出演することができて感慨深いです」と述べられました。この演目は、役者についての物語。三谷流俳優論がどんな話になるのか注目です。
2作目は、川平慈英さん、シルビア・グラブさん出演の「ショーガール」。3作目「其礼成心中」の作品紹介には、出演者の吉田一輔さんとともに文楽人形の「三谷君」も登場し、会場を沸かせました。

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吉田一輔さんと文楽人形の「三谷君」

オープニングシリーズは、PARCO劇場ゆかりの戯曲に新たな演出・キャストで上演する演目や、これまでに作品を生み出してきたクリエータやキャストとのエネルギッシュな新作の上演が14作品予定されています。

劇場の緞帳は、過去上映された作品ポスターにより構成されています。
舞台が始まるまで「この作品見た!」と思い出をたどったり、友だちと語ったりするのもよいですね。

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1月から上演されるこけら落とし公演ののちに3月から始まるオープニング・シリーズ。
いまから、その内容をチェックして上演に備えてみては。



PARCO劇場 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 8F
PARCOの演劇情報サイト パルコステージ





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