店頭に桃が並ぶ季節になりました。甘みがあって、柔らかくて、ジューシーな桃は、生食でも、スイーツに加工しても人気があるフルーツです。
岡山県の「清水白桃」や「おかやま夢白桃」は今が旬。7月下旬から8月中旬にかけ最盛期を迎えます。とろけるような柔らかさと果汁たっぷりの甘さは、そのまま生で食べるのが一番。でも、スイーツなどでもおいしくいただけます
現在、岡山県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」のレストラン「ももてなし家」では、岡山県産の白桃を使ったパフェやカクテルなどを提供しています。
一押しは「白桃パフェ」(1280円)。パフェの上には白桃がたっぷりのっています。中のかき氷は、白桃のコンポート作るときの液につけておいたもの。ゼリーも同様の液を使って固めています。
桃に囲まれた真ん中のかき氷を食べながら、パフェの下の方へ進むと、なにやらモチモチしたものが。なんと、きび団子! 岡山県はフルーツだけでなく、昔話「桃太郎」の故郷としても有名です。
桃やかき氷を食べているうちに、モチッとしたきび団子が出てくると、何だかとっても得した気分になります。
このほか、白桃のコンポート&ジュレ(880円)や白桃レアチーズケーキ(780円)と、桃づくしです。
また、夜には、桃のカクテル(各880円)が登場します。意外性があるのは「MOMOモヒート」。一般的なものより香りを押さえ食べやすくなっている岡山産のパクチーと桃が入り、ピーチリキュールとラム酒を合わせたすっきり味のカクテルです。
「スパークリングピーチ」は、ピーチリキュールとワインを合わせ、グラスの下には桃のコンポートが入っています。桃をつぶしながら飲んでほしい、とてもさわやかな一杯です。
店長の平山竜也さんは「時期によって、岡山の白桃も種類が変わっていくため、桃の堅さや糖分によって、少しずつ作り方を調節していきます。スイーツだけでなく、料理のソースやドレッシングにも活用しています。家庭でも堅い桃などコンポートにしてみてください。白ワインとバニラビーンズ、砂糖と水で10~15分煮ればできあがりです」と話してくれました。
人気の白桃パフェは週末になると、売り切れてしまうこともあるそうです。食べたいときは、早めにお出かけしましょう。
とっとり・おかやま新橋館
所在地:港区新橋1-11-7
営業時間:1階ショップ 午前10時~午後9時/2階レストラン 午前11時~午後10時