クロスフィットは、心も強くする人生の「練習」
走る、起き上がる、持ち上げるなど日常生活で繰り返す動作をベースにしたトレーニング「クロスフィット」。短時間で大きな運動効果を得られる特徴を生かし、主に働く人向けのプログラムを展開するジム「キタエル クロスフィット 虎ノ門」(東京)が8月3日(金)にオープンした。プログラムの開発に携わったAYAは、トレーニングにとどまらないクロスフィットの魅力を語る。
「実用的な〝使える〟身体をつくることが基本です。腹筋、腕立て伏せ、スクワットという人間に必要な動きから、使うべき筋肉をちゃんと鍛えれば、どんどんできることが増えていきます。その達成感が自信に変わり、絶対にライフスタイルにも生きてきます」
クロスフィットトレーナーとして身体も心も限界まで鍛える指導が有名だが、自身にも厳しいストイックな姿勢が人を惹(ひ)きつける。ジムのオープニングイベントでも、バーベル(35kg)の持ち上げ、ダンベル(16kg)の上下スイング、自転車の3種目を全力で20秒ずつ、10秒の休憩を挟んで繰り返す4分間のプログラムを実践した。
「トレーニングで、気持ちも強くなりました。つらいワークアウトをしていて何分も残っていると、やめたいと思うこともあります。でも、そこで負けたら人生でも(やめることを)繰り返す。人生の練習という気持ちで向き合っています」
妥協のない純粋な視線が、美しさとともに強さを物語っていた。
明日は、AYAの考える美しい女性
AYA
兵庫県生まれ
中学・高校で運動部に所属し、体育大でスポーツ学などを学ぶ。フィットネス業界に入りインストラクターとして水泳指導やスタジオを担当するとともにスカウトされてファッションモデルとしても活動。
2012年、クロスフィットと出合う。その後、リーボックの国内アンバサダーに任命され、モデルとしてもフィットネスモデルに転身する。