50周年記念で製作された、フィギュアスケート選手の浅田真央さんとコラボしたリカちゃん ©TOMY

《銀座》リカちゃんの誕生50周年記念展覧会、開催中

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 着せ替え人形の「リカちゃん」が今年7月に発売50年周年を迎えるのを記念した「リカちゃん展」が4月3日(月)まで、松屋銀座(中央区銀座)で開催されています。

 リカちゃん人形の初代は1967年に誕生し、モデルチェンジをしながら、現在は4代目。今回の展覧会では、初代から4代目までのリカちゃんとその家族、友達の計約580体を、それぞれの時代のファッションとともに紹介しています。

会場の入り口ではたくさんのリカちゃんが来場者をお迎えしてくれます ©TOMY


 初代リカちゃん(1967~1971年)は、日本が高度成長期で活気にあふれていた時代に誕生しました。身長21㎝、はかなげな表情にカールした髪は栗毛色。顔のポイントは目で、黒い瞳に白い星が1つ、まつげが全て上向きに。ミリタリールックやダンス用の赤いドレス、チャイナドレス、パーティ用のピンクのドレス、マキシコートなど当時、流行ったファッションを身にまとっています。

初代のリカちゃん、ミニスカートとパンタロンで当時の流行がわかります ©TOMY


 2代目(1972~1981年)の目の星は、白色が2つ、オレンジ色が1つ。髪型は前髪を真ん中から左右に分け、白バラのヘアピンを左耳上に差しています。

 靴に磁石が付き、立つことができるように。70年代は、若者が原宿、渋谷、表参道などのファッションブティックに集まるようになった頃で、ジーンズも大流行。リゾート感やスポーティなファッションが取り入れられるようになってきた時代で、リカちゃんもドレスの他に、ボーイッシュなファッションなど取り入れるようになりました。

2代目リカちゃん。当時の女の子の憧れの職業、キャビンアテンダント姿 ©TOMY


 3代目は1982年に登場。80年代はバブルの時代で、コンサバやボディコンファッション、海外の高級ブランドが流行しました。

 また、原宿・渋谷を中心にDCブランドも誕生し、タケノコ族も出現。リカちゃんの髪はロングのストレートで、前髪を下ろし、赤茶色に。顔立ちは少し丸みを帯びて柔らかくなり、耳にはイヤリングを付けられるようになりました。   

 ファッションは、ドレッシーなもの、トラッドやポップな感じのもの、ガーリーなものなどになっています。

3代目リカちゃん。純白のドレスはいつの時代も女性の憧れ ©TOMY


3代目リカちゃん(左)とボーイフレンド ©TOMY


 そして、1987年から現在までは4代目リカちゃんです。日本は長い不況の時代に入り、ファッションはカジュアルでナチュラル感のあるものが好まれるようになり、ファストファッションが台頭しました。

 そのため、お金をかけなくてもおしゃれに装うことができるように。目の星の数は変わりませんが、瞳が大きく、白いハイライトが入り、少したれ目に変化。身長は初代より1cm高くなり22㎝となりました。ファッションでは、バリエーション豊かにさまざまなジャンルのものに挑戦しています。

4代目リカちゃん。今年製作された50周年記念の4代目です ©TOMY


 会場では、67年に初めて発売されたリカちゃんハウスも展示。トランク型で持ち運びができるタイプで、応接セットだけのシンプルなものです。

リカちゃんハウス1号「ドリームハウス」。背景は3枚の紙に描かれていて差替えるようになっています ©TOMY


 また、「50周年お祝いコラボリカちゃん」としてフギュアスケート選手 浅田真央さんの衣装を着ているもの、ハローキティバージョンのもの、スワロフスキーのガラスの飾りがついたドレスを身につけたものなど、多くのブランドとコラボしたリカちゃんも見ることができます。

アメリカのシンガーソングライター アリアナ・グランデさんとコラボしたリカちゃん ©TOMY


アパレルブランド ANTIPASTとコラボしたリカちゃん ©TOMY


 50年間、日本の歴史とともに変化してきたリカちゃん。思わず、「お疲れさまです。これからもよろしく!」と声をかけそうになってしまいます。

「私のリカちゃん」を探しに、展覧会に出かけてみませんか。


誕生50周年記念 リカちゃん展

開催期間:4月3日(月)まで

開催時間:午前10時~午後8時(最終日は午後5時閉場)

開催場所:松屋銀座8Fイベントスクエア(中央区銀座3-6-1)

入場料:一般1000円/高校生700円/中学生500円/小学生300円

詳細は http://www.matsuya.com/m_ginza/


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