Text=TAKAMASA KUJIRAI Photography=SHOTARO EBARA

利用している取り組み「テレワーク制度」[働くも暮らすも“心地よい”ってなんだろう?未来をひらくテーブルトーク]


 働き方が多様化する今、多くの企業では、個人のさまざまな事情を尊重し、誰もが自分らしく働ける環境づくりを重視している。テレワーク制度を利用して毎日をより充実させているのは、株式会社エムティーアイの内海翔太さん。日々の暮らしにどんな変化があったのか。コーヒーブレイク中に話を聞いた。

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旅先や実家でも仕事OK
リモートでかなう家族との時間

 「子どもとの時間は大切にしたいなと思っていて。『帰ってきたらもう寝てる』という日々はちょっと寂しいなと思っていました」

 そう話すのは、ヘルスケアサービスなどを開発・運営するエンジニアの内海さん。一昨年子どもが生まれた。テレワーク制度とスーパーフレックス制度を活用しているため、月に一度ほど出社する以外は自宅で働いている。

 「テレワークが始まったのはコロナ禍で、やがてそれがスタンダードになりました。だいたい10時から18時半の間で働いています。出社時代の名残ですね。現在は妻が育児休暇中なので、子どものケアは妻がメイン。それでも手が離せないときにあやしたり、夕方は中抜けしてお風呂に入れたり、融通が利くのは、すごく助かっています」

 子どもの成長を見ていられるのは、自宅で働く大きなメリットだ。

 「ちょっとした休憩で子どもの顔を見に行くこともできるので、癒やしになっています。あとは、なにより“子どもの初めて”を見ることができる。寝返りに成功したときは嬉しかったですね。何度も挑戦していたぶん、もどかしさもありましたが、そのひたむきさを見ていたからこそ、できた瞬間は『やっとできた!』と胸が熱くなりました。動画を撮ろうと何回もスマホを構えていましたから(笑)」

 また、労働時間は月ごとでの管理のため日々の働く時間も自由だという。そして事前に上司へ報告すれば自宅以外の場所で働くこともできる。

 「妻の実家が旅行好きで、平日に一緒に行くことも。そこで旅先で午前中だけ仕事して、午後は合流することもあります。それから、僕は野球が趣味で、高校のOBチームに所属しているので、定期的に実家のある大阪に帰省して野球を楽しんでいます。どこでも仕事ができるからこそ、趣味も続けられている。僕にとっては野球のための帰省ですが、離れて暮らす両親に孫の顔を見せられるので、結果的には親孝行になっているのかな、と(笑)」

 テレワークの活用で家族の絆を深める機会が増えているようだ。


内海翔太(株式会社エムティーアイ)
2015年に開発エンジニアとして新卒で入社。現在は、テクノロジー本部SRE部の副部長としてグループ会社を含む複数プロダクトのシステム運用を担当。社内に複数ある部活動のなかで、野球部に所属。社内メンバーと草野球を楽しんでいる。


利用している取り組み「テレワーク制度」

 セキュリティが担保されていれば、全国でテレワーク勤務が可能な本制度。約9割の社員が利用しており、多様な働き方が広がっているのだそう。

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目指すはかつての“夢舞台”甲子園!
趣味も育児も仕事も充実

 会社と出身高校、2つの野球チームに所属する内海さん。たまに仕事を早めに終わらせて行くプロ野球観戦は平日の楽しみ。土曜は都内で野球をするだけでなく、高校野球のOB・OGチームの大会「マスターズ甲子園」にも出場しているため、定期的に地元の大阪へ帰省して、野球をしている。

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私のリラックスできる場所

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木場公園
住|東京都江東区平野4-6-1
営|常時開園
休|なし

休日に子どもと遊んだり、散歩をしたりと、プライベートでもよく訪れるという公園。開放的で自然も豊かで、心ほどける場所として足を運んでいる。とくにこの季節は、コーヒーをテイクアウトしてひと息つくこともあるのだそう。





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