松尾高弘 《Beauty in Motion》

《銀座》「ものづくりロボット」とアートが生み出す新たな美しき世界


 アート作品を通して、私たちの暮らしや社会を支えている「ものづくりくりロボット」の魅力を紹介する「Robotic Art in Ginza-ものづくりロボットと創るアートの世界」が、中央区銀座のMEToA Ginza(メトア ギンザ)で開催されています。

 今回の展示に登場するのは、13キロの物体を移動できる三菱電機の垂直多関節ロボット「RV-13FL」。人間の視覚や触覚と同じような感覚を備え、機械部品の搬送や電気部品の組立、医薬・食品などの箱詰めなど、さまざまな作業に対応できます。

 1階(METoA 1)では、「RV-13FL」が〝扇子の舞〟でお出迎え。折り鶴の合間を器用にくぐって扇子を動かす、繊細かつ巧妙なロボットの動きが楽しめるほか、プログラミングの背景についての動画も見ることができます。Me’s CAFE&KITCHENでは、〝自分でつくる〟楽しいスイーツ「マイゼリー アフォガート」(880円)を提供しています。グラスに入れたコーヒーゼリーとバニラアイスに、ネジなどの部品をモチーフにしたチョコレートをトッピング。エスプレッソやオレンジジャム、グラノーラ、ミルクブロックなどをお好みで調整して味わうことができます。

ものづくりロボットによる〝扇子の舞〟


マイゼリー アフォガート(880円)


 2階(METoA 2)では、三菱電機の64面液晶マルチディスプレイ「METoA VISION」を舞台に、2台の「RV-13FL」とアートが織りなす美しい映像作品《Beuty in Motion》を展示。〝動きに宿る美しさ〟をコンセプトに誕生した4つのシーンで、ロボットと映像がシンクロする幻想的なアート空間を体感できます。

 3階(METoA 3)には、工場などで働くものづくりロボットやFA(ファクトリーオートメーション)製品を用いた《ベースユニットのハードル》や《モニターの温泉》などのミニチュアアート作品がいっぱい。言葉や年齢の壁を越えて楽しめる『今、ここにしかない〝見立て〟の世界』が広がっています。

田中達也 《ベースユニットのハードル》


 また、サファリをイメージした空間の中に、「RV-13FL」をキリンに見立てた〝メトアキリン〟を動態展示。6軸の関節を持ち、なめらかに動く高さ3メートルのメトアキリンはかわいらしく、餌やりの疑似体験もできます。

 1月21日(土)と22日(日)には、ワークショップ「親子イベント~ペーパークラフトでメトアキリンをつくろう~」が行われます。

キュートなメトアキリン


 ロボットが表現する、新しい美しさを体験しに足を運んでみてはいかがでしょうか。


Robotic Art in Ginza-ものづくりロボットと創るアートの世界

開催場所:東急プラザ銀座(中央区銀座5-2-1)内 METoA Ginza

開催期間:2月15日(水)まで

時間:11:00~21:00 「Me’s CAFE&KITCHEN」のみ11:00~23:00

入場無料


親子イベント~ペーパークラフトでメトアキリンをつくろう~

開催日時:1月21日(土)・22日(日) 11:00~18:00 [工作時間 約20分]

会場:METoA Ginza 3階フロア物販カウンター横

参加費:無料

参加人数:1回5人程度

問い合わせ:03-5537-7411





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