“サステナブル”な“アクション”を発見!
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サステナアクション
スペシャルアンバサダー
布川桃花
モデル、タレントとして活躍。インスタグラムでは、腸活、無添加食材、サステナブルなアイテムの紹介やオーガニックなライフスタイルを発信。1歳と3歳の子供の子育て中。
サステナブルなライフスタイルを実践する布川桃花さんが、業務用椅子専門メーカー「タカラベルモント」の阿部あゆみさんにインタビュー。廃棄レザーのアップサイクルについて聞いた。
布川:御社は分娩台もつくっていらっしゃいますよね。出産のときは、お世話になりました!
阿部:弊社では理美容室用、医療用などの業務用椅子を幅広く製造しているので、ご利用いただいたことがあるかもしれませんね。
布川:廃棄レザーのアップサイクル・プロジェクト「Re:bonis」(リボニス)を立ち上げられたとか。このプロジェクト名にはどんな思いが込められているのですか?
阿部:「Re:bonis」は、「理美容椅子+再生(reborn)」を掛け合わせた造語です。弊社の椅子には耐久性が高く衛生管理しやすいオリジナルレザー(合成皮革)を使っており、これまでも廃棄レザーを減らす努力をしてきました。「Re:bonis」は、2021年の100周年を迎える直前に、工場のメンバーが「廃棄レザーをゼロにする活動ができないだろうか」と立ち上げたプロジェクトです。第一弾では、小物づくりを得意とする工房wajiさんと協業して、創業100周年記念の従業員向けネームホルダーを制作しました。また昨年秋には初の製品として、理美容師さん向けにシザーケースを発売しました。さらに創業地でもある大阪・西成発の、美術家・西尾美也さんと西成のおばちゃんたちのアイデアから生まれたファッションブランドNISHINARI YOSHIO(ニシナリヨシオ)との協業も。そこでは作業着やTシャツなどを制作し、作品の企画展を大阪で開催しました。「これで人生、思い残すことはない」というほど楽しんで制作してくれたおばちゃんもいて、すばらしい服づくりができました。
布川:創造する楽しさに出会えるのは、すてきなことですよね。
阿部:この活動を通じて、持続可能な社会のためには「人が生きるうえでゴミが出るのはあたり前」ということを大前提として考えてみる必要があると知りました。つまり、ゴミを悪者とせずに新たな素材として再生し、循環させていくことが重要なんじゃないかなと。私たちの目標はSDGsをあえて叫ぶ必要がない社会をつくること。地域の学校やマルシェなどで廃棄レザーを使ったワークショップを行い、サステナブルな考え方やモノづくりの大切さを伝え、地域の人とつながるきっかけづくりもしています。それはゴミ削減と同じくらい大事なことだと思っています。
布川:私もぜひ子供と一緒にワークショップに参加したいです!
創業100周年記念で製造された理美容椅子の復刻版モデル「Classica100」。心地よい座り心地と施術者が作業しやすい機能性を備えている。左は広報室の阿部さん。
メトロポリターナの
#サステナアクションプロジェクト
メトロポリターナでは、“人の暮らしや社会、環境をよりよくするちょっとしたアクション”を「#サステナアクション」と名づけ、社会課題に興味を持ちアクティブに行動するサステナアクションスペシャルアンバサダーとともに、サステナブルな社会の実現を後押ししていきます。詳しくはinstagramをチェック!