フグがおいしいシーズンですが、フグの産地で有名な山口県下関市が、フグ以外にも地元食材の魅力をもっと知ってもらおうと、「しものせき海峡の恵みフェア」を28日(水)まで、都内10店舗と福岡県の5店舗で開催しています。
フェアを行うにあたり、参加レストランのシェフらが、下関市の青果市場や、ジビエセンター、わかめ養殖場、魚醤製造場などを訪れ、食材を吟味し生産者から話を聞いた上で、トラフグやジビエ(鹿肉)、ノドグロ、アンコウ、クジラ、魚醤(ぎょしょう)を使った特別メニューを開発しました。
参加店の1つであるフランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」では、肉は鹿肉、魚介はノドグロ、果物はミカンを使った料理を味わえます。

『下関長州鹿腿肉のロティ、三種人参とその人参のヌイユのグラチネー、舞茸と白舞茸のベニエ添え、ミニョネットと生姜入り エシャロットコンフィ和え、黒胡椒のソース』(9000円のランチコースの一品)は、鹿肉のおいしさを堪能できます。
鹿肉はジビエブームの昨今でも、日頃食べ慣れない肉のため臭みがあるのでは、と敬遠している人も多いのではないでしょうか。
でも、この鹿肉はレアな焼き具合にもかかわらず、全く臭みがなく、ちょっと驚きです。今回のフェアで扱う鹿肉を処理・加工している下関市内の食品会社は「本来、ジビエは処理をうまくすれば臭みがないもの。また、下関の鹿は、一年中えさが豊富なため、他地域の鹿のように、やせる時期がないのもおいしい理由です」と説明しています。
三國清三シェフは「蝦夷鹿(えぞじか)と本州の鹿では違いがあり、また部位によってどの料理法がおいしいか見極めるのが重要。牛肉よりうまみがあり、味わいがあります」とお勧め。低脂肪、高たんぱく質で鉄分が豊富な鹿肉は、女性にうれしい食材です。
添えられている野菜は、下関の農園で栽培されたオーガニック野菜でとても歯ごたえがります。
